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タイトル (開催案内)No.25-57講習会「静粛設計のための防音・防振技術」
配信日時 2025年03月14日 19時21分12秒
配信元 環境工学
本文 一般社団法人日本機械学会
環境工学部門
機械力学・計測制御部門
流体工学部門
交通・物流部門
設計工学・システム部門
登録会員各位                
                  環境工学部門
                  部門長 戸井 武司

下記にて講習会を開催いたします.
ぜひ多くの皆さまにご参加いただきたく,よろしくお願いいたします.
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講習会「静粛設計のための防音・防振技術」
https://www.jsme.or.jp/event/25-57/

■開催日 2025年6月13日(金) 9:30~17:00
■会 場 ハイブリッド開催(対面:中央大学後楽園キャンパス2号館2階2215室(東京)、オンライン:Zoomを使用)

■趣 旨
騒音や振動のために機械製品や設備の価値が半減することが多々あります.最近はコスト削減から軽量化が推し進められ,振動や音が増加しやすい構造となっています.この講習会では,機械学会に所属され, 実際に機械の騒音振動対策に具体的に取り組んでいる研究者・技術者が,防音・防振に関する基本から騒音低減に関する技術の勘所までと,簡単な実験を交えた騒音・振動対策の基本,静粛設計製品の開発方法などについて解説いたします.

■題目・内容・講師
9:30~10:40/ (1)音響の基礎・防音の基礎
音響の基礎および防音の基礎について,主に初学者を対象として解説する.音響の基礎ではデシベルの定義や周波数分析方法について,また,防音の基礎では吸音,遮音,回折などの防音対策方法について,それぞれ事例を交えて説明する.
(一財)小林理学研究所 騒音振動研究室  土肥 哲也

10:50~13:30/ (2)簡単な実験による騒音・振動対策の失敗例,成功例(途中に昼食休憩12:00~13:00を含む)
実際に音を聞きながら,音の周波数による遮蔽効果の違いを理解する.また,なぜ音源側での対策が重要なのかなど,防音,防振対策の基本を,実験を通じて体験することで理解を深める.
山梨大学 工学部 メカトロニクス工学科  北村 敏也

13:40~14:40/ (3)事例に基づく振動・騒音低減技術の紹介
低振動・低騒音化を図るには,音源側の特性や設置環境,受音側への伝搬特性を把握することが重要である.重電・家電・産業機器・OA電子機器など適用事例を交えて,振動騒音防止技術を活用する上での注意点や対策方法について紹介する.
(株)東芝  江波戸 明彦

14:45~16:15/ (4)静粛設計・音質設計における音響材料
静粛設計・音質設計に利用される吸音材,遮音材,制振材,防振ゴムなどの構造・動作原理と,適用時の注意点を解説し,代表的なサンプル,実践的で効果的な適用法,適用例を紹介する.
ブリヂストンケービージー(株) 飯田 一嘉

16:20~16:50/ (5)機械の静粛設計・騒音対策の考え方
静粛設計・騒音対策を進めるために,基本計画,現状解明,音源対策,伝播経路対策などを的確に行う必要がある.いつ,どのようなツールを利用して各作業を実施するのかを解説する.
中央大学 理工学部 精密機械工学科 丸田 芳幸

16:50~17:00 (最長18時まで)
(6)質疑応答・個別相談
(1)~(5)の講義内容に関する質問と回答.加えて騒音・振動に関する業務で悩まれている課題のご相談があれば,解決に向けての個別のアドバイスを行う(対面または1対1のZoomを予定).
講師一同

■参加申込方法・詳細
下記イベントページよりご確認ください.
https://www.jsme.or.jp/event/25-57/

・申込・入金締切: 2025年6月9日(月)
・定 員: 50名程度,申込先着順で定員になり次第締切ります.
・聴講料(いずれも税込):
正員23,000円,会員外40,000円,学生員8,000円,一般学生15,000円
協賛団体会員 23,000円,協賛団体学生会員 8,000円

【問い合わせ先】環境工学部門担当 角谷・橋口/E-mail: env-event(at)jsme.or.jp ※(at)を@に変換してください.
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