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タイトル 講習会 「有限要素法による構造強度設計入門~CAEのV&Vを学ぶ」のご案内
配信日時 2012年10月02日 09時46分31秒
配信元 材料力学
本文 一般社団法人日本機械学会
材料力学部門 登録者各位
計算力学部門 登録者各位
機械材料・材料加工部門 登録者各位

                   材料力学部門
                   部門長 渋谷 陽二



No.12-119講習会 「有限要素法による構造強度設計入門~CAEのV&Vを学ぶ」
(材料力学部門企画)
http://www.jsme.or.jp/event/detail.php?id=2028

開催日 2012年12月20日(木)

会 場 東京大学山上会館 201, 202会議室
〔東京都文京区本郷 7-3-1 /電話(03)5841-2320/東京メトロ丸の内線・都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目」駅から徒歩で約15分 /http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html〕

趣 旨 CADツールにCAEが標準装備されるようになり,CAEは設計においてますます身近なツールとなりつつあります.一方,CAEの結果の品質が問われるようになり,品質向上が業界・学会で議論されています.本講習会は,最も応用が多い構造強度設計をモチーフに,CAE(有限要素法)を使った設計に必須となる”結果の検証と妥当性の確認(Verification and Validation: V&V)”の考え方と重要性を理解し,有限要素法による構造強度設計の実務的な手順を,学習することを目的とします.
 講習は,有限要素法を”使う”ことに焦点を置き,実際のCAE設計分野において理解が不十分のため問題となっている部分を集中的に講義します.最初に,力学(材料力学,弾性論),シミュレーション(有限要素法,数値計算),実験との対応という三つの基軸の講義を行います.次に,有限要素法による構造強度設計の基礎と,結果の検証・妥当性の確認などのV&Vの実践的なポイント,解析結果をどのようにして技術レポートにまとめるのかのポイントについて講義します.また,有限要素法の幅広い応用範囲を考えて,受講生の方々の実務課題に関しての技術交流会も行います.
 本講習の対象は,CADユーザーでCAEをやっている技術者,有限要素法を業務としてはじめた技術者/研究者,有限要素法の原理ではなく実用的な知識を学んでみたい技術者/研究者/学生です.

題目・講師
10.00-10.30/(1)なぜ,今CAEのV&Vが必要なのか?
Verification&Validation(V&V)とは何か?CAEの結果を検証することの大切さについて解説する.
東京大学 泉 聡志
10.30-12.00/(2)構造強度のCAE設計のための基礎知識~材料力学編
材料力学と有限要素法の違い,応力と変位とひずみの関係,応力分布の見方などを小演習を通して学ぶ.
東京大学 渡邉 浩志

13.00-14.30/(3)構造強度のCAE設計のための基礎知識~有限要素法・実験との対応編
メッシュの切り方,要素の選び方,解析のノウハウ,物性値の集め方,単位系のチェック,実験とCAEを比較する大切さにを小演習を通して学ぶ.
東京大学 泉 聡志
14.45-16.15/(4)構造強度のCAE設計の実践的知識
有限要素法による構造強度設計の基礎,モデリング・結果の検証(V&V)のポイント・レポートのまとめ方を小演習を通して学ぶ.
岡山県立大学元教授 早川 悌二
16.30-17.00/(5)技術交流会(懇親会)

定 員 35名,定員を超過した場合はご遠慮頂く場合があります.同一団体からの重複参加等によって調整させていただきます.

聴講料 会員20 000円,会員外30 000円,学生員7 000円,一般学生10 000円
 いずれも当日配布資料1冊分代金を含みます.開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい.以降は定員に余裕がある場合,当日受付をいたします.なお,聴講券発行後は取消しのお申し出がありましても聴講料は返金できませんのでご注意願います.

申込方法 本会ホームページhttp://www.jsme.or.jp/kousyu2.htmよりお申し込みの上,聴講料をご送金下さい.FAXによるお申し込みの場合には,行事申込書http://www.jsme.or.jp/gyosan0.htmに 必要事項を記入し,FAX〔(03)5360-3508〕までお送り下さい.

教 材 教材はなく当日配布資料のみとなります.
(担当職員 荒木弘尊)
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