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一般社団法人 日本機械学会
技術と社会部門 登録会員 各位
技術と社会部門
2013年度(第91期)
部門長 池森 寛(西日本工業大学)
副部門長 高田 一(横浜国立大学)
2013年11月の部門講演会(徳山高専で開催)の併催行事として
開催されます、周南市でのイブニングセミナーのご案内をいたします.
11月の通常のイブニングセミナー(11月27日明治大学駿河台キャンパス)は
別途ご案内いたします.
これまでのイブニングセミナーの詳細は,技術と社会部門ホームページ
http://www.jsme.or.jp/tsd/ の行事案内をご覧ください.
どうぞ奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます.
No.13-137 イブニングセミナー(第166回)
【テーマ】日本とアメリカにおける倫理観の相違
【開催日】2013年11月29日(金)18.00~20.00
【会 場】周南市徳山保健センター
山口県周南市児玉町一丁目1番地/電話(0834)22-8553
JR徳山駅下車徒歩10分
http://www2.wagamachi-guide.com/shunan/map/map.asp?dtp=1&mpx=131%2E810156&mpy=34%2E051406&fid=959&mps=10000&mtp=1&dif=0
(地図の倍率を上げていきますと,「徳山保健センター」の表示が出ます。)
【趣 旨】技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.
【テーマおよび講師】日本の倫理は,どことなく曖昧で,何が基準になっているのかわかりにくいことが多いですね.というのも,日本人にとっての正しさは,共同体の正しさだからです.つまり,共同体が変われば正しさも変わるというわけです.これに対して,アメリカの倫理はよりはっきりしています.個人主義の国ですから,逆に誰にとっても正しいということが明確でないと,社会が成り立たないのです.だから正義をめぐる議論も盛んに行われます.共通の理解を持つためです.そしてその答えは,より利益が多いかどうか,より役に立つかどうかという基準で決められます.これだけ見ても日米の倫理観に差異があるのは一目瞭然でしょう.講演では,こうした差異について,思想的な根源にさかのぼりつつ,また技術者の倫理とも絡めてお話ししたいと思います.
講師:小川仁志(徳山高専准教授)
【参加費】 正員 1000円(学生員 無料) 会員外 1500円(一般学生 500円)
当日会場にて受け付けます.
【申込方法】 「No. 13-137 イブニングセミナー(第166回)申し込み」と題記し
(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
【申込先】 日本機械学会(担当職員 曽根原雅代)E-mail: sonehara@jsme.or.jp ,FAX (03)5360-3508
【問合せ先】 都立産業技術高等専門学校 吉田喜一/電話(03)3801-0145(内266)E-mail:kyoshida@acp.metro-cit.ac.jp |