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標準化は、技術的成果の普及促進、安全性の確保、部品の接続性の担保、品質・性能の比較可能性の向上といった機能を有しており、科学技術と社会の関係を考える上での重要なテーマの一つです。今回のセミナーでは、新技術分野における標準化に焦点を絞り、まだ標準が形成されていないが将来的に標準化が必要となる分野として、低温プラズマ、マイクロバブル、ならびに合成生物学をとりあげます。それぞれの分野でなぜ標準化が必要か、今後どのような検討が必要か等について、当該分野の専門の先生方に話題提供をいただき、議論を行います。
主催:国立大学法人 政策研究大学院大学、文部科学省 科学技術・学術政策研究所、国立大学法人 東京工業大学大学院 理工学研究科 工学系、一般財団法人 日本規格協会
協賛:一般社団法人 日本機械学会 法工学専門会議、研究・技術計画学会
日時:2014年2月25日(火) 14:00-17:00
会場:政策研究大学院大学 5階 講義室L
(東京都港区六本木7-22-1 アクセスマップ⇒http://www.grips.ac.jp/jp/about/access/)
参加費無料、要事前参加登録
参加申込ウェブサイト: http://1402.grips-symposium.info/
プログラム
14:00-14:05 開会挨拶
榊原裕二 文部科学省 科学技術・学術政策研究所 所長
14:05-14:35 新技術と標準
田中正躬 日本規格協会 前理事長、国際標準機構(ISO) 元会長
14:35-15:05 大気圧低温プラズマ装置の開発現状と標準化の可能性
沖野正晃 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 准教授、プラズマファクトリー(株) 取締役CTO
15:05-15:20 休憩
15:20-15:50 微細気泡技術の国際標準化と微細気泡産業の可能性
矢部彰 一般社団法人 日本機械学会 会長、独立行政法人 産業技術総合研究所 理事
15:50-16:20 合成生物学の紹介と標準化の可能性
木賀大介 東京工業大学 大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻・地球生命研究所 准教授
16:20-16:55 パネルディスカッション「新技術分野における標準化」
モデレーター:隅藏康一 文部科学省科学技術・学術政策研究所 第2研究グループ 総括主任研究官、政策研究大学院大学 連携准教授
パネリスト: 上記講演者全員
16:55-17:00 閉会挨拶
有本建男 政策研究大学院大学 教授、同 科学技術イノベーション政策プログラム ディレクター |