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一般社団法人日本機械学会
交通・物流部門
ロボティクス・メカトロニクス部門
技術と社会部門
機械力学・計測制御部門
情報・知能・精密機器部門
部門登録者 各位
交通・物流部門
部門長 平田 宏一
日本学術会議では、以下のような学術フォーラムを開催いたします。日本機械学会も協賛しておりますので多くの方々にご参加いただければ幸いです。
タイトル:自動車の自動運転の推進と社会的課題について-移動の本能と新しい社会デザイン-
日時:2019年9月16日10時-17時
場所:日本学術会議 講堂
開催趣旨:未来投資会議やIT国家戦略などに沿って、政府をあげて自動運転に係わる研究開発や制度設計の取り組みがなされおり、産業界や地方自治体から熱い視線が注がれている。日本学術会議では、社会的インパクトの高い課題であるという認識から、人文・社会科学系、医学・看護系および理工学系の学識経験者を交えた課題別委員会「自動車の自動運転の推進と社会的課題に関する委員会」を発足し、技術的な観点に留まらない社会的課題として広く議論を重ねてきた。そこで本委員会としては、広く学術に関心を持つ方たちと、人類の移動の本能という観点を交えながら、社会制度や市民生活の係わり方や社会受容性について広く議論する場を企画した。
内容
10:00 開会
開催挨拶
渡辺美代子(副会長、第三部会員、科学技術振興機構 副理事)
趣旨説明
大倉典子(第三部会員、芝浦工業大学 特任教授)
10:20-11:45 セッション1「技術開発とモビリティサービス」
官民ITS構想・ロードマップについて
平井淳生(内閣官房情報通信技術総合戦略室内閣参事官)
モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)への期待
須田義大(連携会員、東京大学モビリティイノベーション連携研究機構長・教授)
ロボット、航空機、鉄道、船舶分野の自動運転
淺間一(第三部会員、東京大学大学院工学系研究科教授)
鈴木真二(連携会員、東京大学未来ビジョン研究センター特任教授)
古関隆章(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
宮崎恵子(連携会員、海上技術安全研究所国際連携センター副センター長)
13:15 -14:30 セッション2 「医学・看護学からみた運転支援への期待」
認知症の人と家族にとっての運転
太田喜久子(連携会員、日本赤十字看護大学特任教授)
高次脳機能障害と運転
藤井幸彦(連携会員、新潟大学脳研究所脳神経外科学分野教授)
服薬中の精神疾患患者の運転支援
尾崎紀夫(連携会員、名古屋大学大学院医学系研究科教授)
14:45 -16:45 セッション3 「完全自動運転をめぐる人文・社会科学における取組」
自動運転と社会倫理
遠藤薫(第一部会員、学習院大学法学部教授)
自動運転に対する受容的態度とは
唐沢かおり(連携会員、東京大学大学院人文社会系研究科教授)
自動運転と法律
松宮孝明(連携会員、立命館大学大学院法務研究科教授)
自動運転の経済的考察
三好博昭(同志社大学政策学部・総合政策科学研究科教授/技術・企業・国際競争力研究センター長)
16:45 クロージング 永井正夫(連携会員、日本自動車研究所代表理事・研究所長)
●アクセス:日本学術会議(東京都港区六本木7-22-34) 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」下車、5 番出口(青山霊園方面)より徒歩1分
●お申込み:日本学術会議ウェブサイト(https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0067.html)にて 令和元年9月13日(金)17時までにお申込み下さい。 参加無料、定員300名、先着順
●お問合せ先:日本学術会議事務局 企画課学術フォーラム担当、電話:03-3403-6295
主催:日本学術会議 (企画:課題別委員会「自動車の自動運転の推進と社会的課題に関する委員会」)
後援:文部科学省(予定)
協賛:ITS Japan、うつ病学会、応用哲学会、科学基礎論学会、科学哲学会、計測自動制御学会、研究・イノベーション学会サービス学会、システム情報制御学会、情報処理学会、神経精神薬理学会、人工知能学会、生物学的精神医学会、精密工学会、電気学会、電子情報通信学会、日本グループ・ダイナミックス学会、日本機械学会、日本社会心理学会、日本心理学会、日本船舶海洋工学会、認知症の人と家族の会(予定)
詳細の内容、お申し込み先などの情報はウエブサイトをご覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/276-s-0916.pdf |