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タイトル 「2021年度 デザイン科学基礎講座(特別企画)」開催のご案内
配信日時 2021年12月10日 09時23分14秒
配信元 設計工学・システム
本文 一般社団法人 日本機械学会
設計工学・システム部門
環境工学部門
生産システム部門
情報・知能・精密機器部門
登録会員 各位

                        設計工学・システム部門
                           部門長 妻屋 彰


 平素は部門活動に御協力を頂きまして誠に有難うございます.
 さて,本会共催の講習会が2022年2月にオンラインにて開催されます.
 各位におかれましては,お知り合いの方々にご案内をお願いできれば幸いです.

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     2021年度 デザイン科学基礎講座(特別企画)
      タイムアクシスデザイン(TaD)の新時代
  ~世界一やさしい国の,新たなモノ・コトづくりを目指して~



共催:一般社団法人 日本機械学会 設計工学・システム部門,公益社団 日本設計工学会,デザイン塾,
一般社団法人 日本デザイン学会)

1.講座の趣旨
 本講座では,「タイムアクシスデザイン(以下,TaD)」を,事例をまじえて紹介します.
TaDは,文字通り,時間軸をデザイン(設計)することであり,持続的社会や日本再生に向けた新たなモノ・コトづくりのパラダイムです.
 TaDは,様々な効果をもたらします.まず,従来3次元空間で考えてきたデザイン(設計)を4次元の時空間で考えるため,解(アイデア)の可能性が大きく拡大します.
また,時間軸を操作することで,個別ユーザ,多様な使用環境,時間軸の価値変動などへの対応も可能です.
さらに,製品の長期間使用により,使い捨て社会から製品を大切に使う新たな精神価値社会の醸成にもつながり,その結果,環境負荷の低減,資源エネルギー問題へも自然と貢献することも期待されています.

2.講座の内容
以下のトピックを通じて,TaDの理論・方法論と実践事例をわかりやすく紹介していきます.
1.TaDにおける7つの原則(発想の視点)
2.使うにつれ,価値が成長していくデザイン
3.感動を生む,最新の「感動理論」を応用するデザイン
4.個別のユーザに対応する「カスタマイズドデザイン」
5.愛着深化のメカニズム
6.エクスペリエンスデザインへの応用
7.長期使用による環境負荷低減につながるデザイン
8.ユニバーサルデザイン×TaDによる多様性への対応
9.SDGsに活かすTaD
10.モノづくり(製造業)×モノづかい(サービス業)による新ビジネスモデルの展開
11.「適切技術」「中間技術」の再考
12.AI,ロボットを用いたデザイン
13.「マルチタイムスケール」(多層時間)のデザイン
14.「状態」を操作するデザインと技術継承
15.「グレーボックスモデル」(データドリブンとモデルドリブンの統合)の時間軸変化を応用するデザイン

3.実施方法:Zoomによるオンラインで行います.

4.日時:以下の中から,どちらかをお選びください.
第1回:2022年2月19日(土)9時-12時
第2回:2022年2月21日(月)17時-20時
※どちらも,内容は同じです.

5.参加費:テキスト2冊分を含みます.
学会員15,000 円
非会員 20,000 円
学生会員・学生非会員8,000 円

6.講師:松岡由幸
     慶應義塾大学名誉教授/早稲田大学客員教授
     デザイン塾主宰

7.テキスト:
書籍『タイムアクシスデザインの時代
   ~世界一やさしい国のモノ・コトづくり』
  『デザインサイエンス~未来創造の6つの視点』
※参加者全員に,ご指定の住所に送付いたします.

8.申込み先:下記formsにて,お願いします.
https://forms.gle/EC8fwRbm3Jcp3QAx9

締切り:2022年1月31日(月)

9.問合せ先: デザイン塾事務局
E-mail: mlabsec@googlegroups.com
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