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一般社団法人日本機械学会
技術と社会部門
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部門登録者各位
No.21-118 第26回リーダーを目指す技術者倫理セミナー
企業不祥事における技術者の責任 -事例検証から再度学ぶ-
>>> 申込〆切延長 <<< のご案内
技術と社会部門
部門長 大高敏男
首記のセミナーについて,申込〆切を2月5日(土)まで延長しました.
奮ってご参加頂きますようお願いいたします.
記
開 催 日 2022年2月12日(土)9:15-15:00
会 場 Zoomを利用したオンラインにて開催します。
(ミーティングIDとパスワードは参加登録後にご連絡)
開催趣旨
「日本の品質」が揺らいでいる。日本企業や製品の信頼を脅かす「品質問題」の連鎖
に歯止めがかからない。ここ5年を振り返ると、深刻なものだけで40あまりの品質問
題が発生している。
三菱自動車での軽自動車の燃費試験不正(2016年)、神鋼鋼線ステンレスでのばね
用ステンレス鋼線の強度試験データ改ざん(2016年)、神戸製鋼所でのアルミ・銅、
鉄鋼製品などで検査データの改ざん(2017年)、SUBARUでの完成検査の不正(無資
格検査員)が発覚(2017年)、三菱マテリアルでの銅スラグ骨材工場がJIS認証の取
り消し処分、日産自動車での精密車両測定の検査不正(2018年)、三菱電機での鉄道
用空調装置などを巡る不適切検査(2020年)、トヨタでの不正車検(2021年)など、
世の中を震撼させた不祥事。その傷跡さえ癒える間もなく、今日まで不祥事の発覚が
続いている。こうした一連の企業不祥事に共通するのは、それが単純なミスではなく、
その実態を把握しておきながら長期間にわたって継続され、かつ正されてこなかった
ことである。
消費者や株主を欺く企業は必ず社会的制裁を受ける。その結果、信頼回復の途上で
四苦八苦するなど、経営不振から抜け出せずにいる企業もある。
このような厳しい現実を振り返るとき、私たちは組織における意思決定が持つ重み
を意識せざるをえない。違反の芽が生じるのが意思決定の場であるなら、健全な方向
へと組織を導くのも意思決定の場である。組織における意思決定のあり方、意思決定
に影響を与える技術者の関わりが大きく問われるゆえんでもある。
今回は、過去の事例を深掘りし、「組織の不祥事が起こる構造」と「その時の技術
者の活動行為」を検証し、技術者の役割と責任を、再度一緒に考えてみたい。
プログラム
9:15-9:20 セミナーの趣旨説明,本日の進め方
国士舘大学理工学部 教授 技術士 大高敏男
9:20-10:00 「製造業における不祥事の構造」
東京工業大学 イノベーションマネジメント研究科 特任教授 中村昌允
10:00-10:40 「建設業における不祥事の構造」
オカダ・アソシエイション 技術士 岡田惠夫
10:40-11:10 「開発業務における不祥事の構造」
KoPEL 小西技術士ラボ 小西義昭
11:10-11:40 「素人と専門家のギャップ:説明と信頼」
中央大学 理工学部・文学部兼任講師 寺本 剛
11.50-12.30 グループ討論
12:30-13:30 昼休み
13:30-15:00 パネル討論
討論課題
「不祥事が起きているときの意思決定の場で、技術者のリーダーとして如何に判
断し行動すべきか」
パネリスト:東京工業大学 イノベーションマネジメント研究科 特任教授 中村昌允
KoPEL 小西技術士ラボ 小西義昭
オカダ・アソシエイション 技術士 岡田惠夫
中央大学 理工学部 准教授 寺本 剛
司会:大高敏男(国士舘大学理工学部 教授 技術士)
今回は、「ZOOMによるオンラインミーテイング」となります。参加される方は申
し込みの際に、メールアドレス、所属、年齢、専門分野をご連絡ください。また、
グループ討論は氏名と所属を明らかにして行っていただきますので、氏名と所属を
開示することをご了解下さい。
定 員 30名、定員になり次第締め切ります。
参加登録費(資料代含) 会員4,000円、会員外5,000円、
※ 参加登録費は会員・会員外問わず,いずれも消費税込み(10%)です。
※ 参加登録のシステム利用料として,上記聴講料とは別に220円(税込)をご負担い
ただきます。
※ ご入金後はキャンセルのお申し出があってもご返金できませんので,ご了承下
さい。
申込方締切日 2022年2月5日(土)<<延長しました。
振込確認後、事前にE-mailで資料を送信いたします。
申込先 https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=6791237415745854&EventCode=7837130450
詳細は以下のサイトを参照願います.
https://www.jsme.or.jp/event/21-118/
以上 |