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一般社団法人日本機械学会
ロボティクス・メカトロニクス部門
生産加工・工作機械部門
交通・物流部門
生産システム部門
産業・化学機械と安全部門
登録者 各位
一般社団法人 日本機械学会
産業・化学機械と安全部門
部門長 北條理恵子
【募集】No.24-70 第58回トワイライトセミナー
鉄道分野における安全技術-JR東日本における最新の安全技術の取組み
(産業・化学機械と安全部門 企画)
産業・化学機械と安全部門では下記ご案内の通り特別講演会を企画しております。
多数のご参加をお待ち申し上げております。ご関係各位へもぜひご勧奨いただければ幸いに存じます。
開催日時:
2024年7月9日(火) 18:00~19:30
【会 場】
長岡技術科学大学 東京サテライトキャンパス+オンライン(Zoom)
【主 旨】
当部門では産業機械,化学機械に必須である機械安全に関する学術面からの研究・提言,産業界における実践・研究など,機械安全のあるべき姿を追求している.近年では労働力不足,より安全かつ高品質な公共交通機関による移動などの観点から,鉄道技術分野においても様々な研究がなされている.また,鉄道技術分野で実践されている安全の考え方は機械安全の考え方にも通じるものとなっている.そこで,私たちが身近で毎日利用する鉄道において,世界でもトップクラスの安全技術がどのように生まれ,進化しているかを知る機会として今回のセミナーを企画した.
【講演要旨】
鉄道は自動車と異なり,線路上を走行しているため,進路を自由に変更することができず,ブレーキをかけても速やかに停車することもできない.したがって,何らかのコントロールをしなければ列車は他の列車と衝突をしてしまう.そのため,鉄道開業当初から衝突を防ぐ安全の仕組みが構築され,独自の進化を遂げてきた.
この進化は,事故との戦いでもあり,多くの事故の教訓によって改良が加えられ,現在では高いレベルの安全性を実現している.
最新の安全を確保するシステムは,ソフトウェアをベースにしたものであり,ソフトウェアを付加することにより,新たな価値を容易に創造することができる.
この新たな価値の創造の一例として,従来の自動運転を進歩させ,省エネ運転,乗り心地の向上などを考慮した新たな自動運転がある.また,この新しい自動運転では,ドライバレス運転という新しい概念の運転方式を目指しているが,従来の技術では対処しきれない新たな安全確保の仕組みや概念の整理が必要である.
本セミナーでは,鉄道運行における安全確保の歴史とJR東日本が目指す新たな自動運転導入に向けた取組みに関して安全の観点を中心に解説を行う.
【講 師】
馬場 裕一 氏(東日本鉄道株式会社 鉄道事業本部モビリティ・サービス部門 次世代輸送システム推進センター所長)
講演要旨や申込方法等の詳細は下記URLをご参照下さい。
URL: https://www.jsme.or.jp/event/24-70/
【定 員】
長岡技術科学大学東京サテライトキャンパス会場*1:(先着)20名
オンライン受講:80名
*1:所在地 〒100-0013 東京都千代田区霞が関1丁目4-1 日土地ビル1F
東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅 徒歩1分,東京メトロ千代田線・日比谷線・丸ノ内線「霞ヶ関」駅 徒歩3分
【申込締切】
2024年6月28日(金)
【問い合わせ先】
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階
一般社団法人 日本機械学会
産業・化学機械と安全部門(担当職員 野口)
電話:03-4335-7616
E-mail:noguchi@jsme.or.jp |