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一般社団法人日本機械学会
ロボティクス・メカトロニクス部門
生産加工・工作機械部門
交通・物流部門
生産システム部門
産業・化学機械と安全部門
登録会員各位
一般社団法人 日本機械学会
産業・化学機械と安全部門
部門長 北條理恵子
【締切間近!】 No.24-101特別講演会・見学会(機械の日・機械週間関連事業)
産業用ロボットの安全を実現した基盤技術-MK1234の紹介
(産業・化学機械と安全部門 企画)
https://www.jsme.or.jp/event/24-101/
産業・化学機械と安全部門では下記ご案内の通り特別講演会を企画しております。
多数のご参加をお待ち申し上げております。ご関係各位へもぜひご勧奨いただければ幸いに存じます。
開催日時:
2024年8月2日(金) 13:00~16:00
会 場:
トヨタ産業技術記念館
https://www.tcmit.org/
主 旨:
当部門では産業機械,化学機械に必須である機械安全に関する学術面からの研究・提言,産業界における実践・研究など,機械安全のあるべき姿を追求している.産業用ロボットは日本を代表する工業製品であり,今後の労働人口減少に向けてモノづくり,さらには今後のサービス分野での活躍に大きな期待が寄せられている.自動車におけるモノづくりにおいて,ロボットの安全システムはどのように進化し,グローバル生産にいかに活用されてきたかを振り返る.モノづくり,特に自動車生産のグローバル化,ロボティクスにおける安全技術と技術史の視点で今回のセミナーを企画した.
講演要旨:
・自動車におけるモノづくり
完成車の生産プロセスについて解説し,モノづくりの考え方,ロボットの活用について解説する.あわせて,ロボットを活用したボデー組付け工程についてトヨタ産業記念館内での見学を通して説明を行う.
・自動車産業におけるロボティクス
・グローバル展開に向けたロボットテクノロジー
~世界の地域社会に安全と安心を提供~
自動車のグローバル生産とその展開のために,安全・安心確保の技術開発と実用化展開の事例紹介,国際標準化へのアプローチに関して解説する.
産業用ロボットシステムは,当時の安全基準の高まりから信頼度の高い安全制御が要求された.そこで世界で初めてハイブリッドICを用いた安全確認型で,ロボット安全制御を統合的に行う装置を2001年に実用化開発した.本技術はティーチペンダントのイネーブル装置両手操作の安全制御にも採用され,作業者の負担感低減にも貢献した.この安全の考え方は,産業用ロボットの国際規格であるISO
10218シリーズにも展開され,世界標準制定と労働者のウェルビーイング向上に貢献した.
本セミナーでは,日本の製造業における産業用ロボットの安全面の進化と,それを支えたロボット安全制御装置(IDEC社製 型式:MK1234)の誕生秘話,そして,それがどのように現在のロボットシステムと国際規格に影響を与えてきたのかを紹介する.
講 師:
1) 13:00-14:00 MK1234の紹介(トヨタ産業技術記念館)
林 哲史 氏(トヨタ自動車株式会社 車体製造技術部 ボデー技術開発室 室長)
土肥 正男 氏(IDEC株式会社 国際標準化・協調安全4次元推進部 部長)
吹田 和嗣 氏(大同大学 工学部 機械システム工学科 教授)
2) 14:00-16:00 見学(トヨタ産業技術記念館、自動車館)
講演要旨や申込方法等の詳細は下記URLをご参照下さい。
https://www.jsme.or.jp/event/24-101/
定員:
トヨタ産業技術記念館:(先着)37名
所在地 〒451-0051 名古屋市西区則武新町4-1-35
名古屋本線「栄生駅」下車、徒歩3分
※定員に達し次第、参加申込を締め切らせて頂きます。
申込締切:
2024年7月26日(金)
問い合わせ先:
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階
一般社団法人 日本機械学会
産業・化学機械と安全部門(担当職員 野口)
電話:03-4335-7616
E-mail:noguchi@jsme.or.jp |