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一般社団法人 日本機械学会
関東支部 登録会員 各位
技術と社会部門
2012年度(第90期)部門長 星 朗
(一関工業高等専門学校)
2012年9月のイブニングセミナー開催のご案内をいたします.
関東支部の各位にはどうぞ奮って御参加いただきますようお願い申し上げます.
No.12-117 イブニングセミナー(第153回)
「ナチスの収容所で子どもたちは4000枚の絵をのこした」
【開催日】
2012年9月26日(水)18:00~20:00
【会 場】
明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー
東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
明治大学キャンパス案内図
(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html)
明治大学アクセスマップ
(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html)
【趣 旨】
技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による
人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられ
て発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方
も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい
時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察
を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,
技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とす
る.
【テーマおよび講師】
ヨーロッパ中にナチスの狂気の嵐が吹き荒れていた第二次世界大戦のさなか、
チェコスロバキアにあったテレジン収容所には、1万5000人の子どもたちがい
た。ユダヤ人に生まれたという、ただそれだけの理由で、家を追われ、親か
ら離され、飢えや寒さに苦しみ、笑顔を忘れていた子どもたち。彼らに、も
う一度目を輝かす時間を与えたいと、勇気ある大人たちが立ち上がった。
「絵を描くことが生きる力になるはず」と考える画家、フリードル・ディッ
カーもその一人だった。彼女の指導で、子どもたちが描いた絵は、収容所の
中で描かれたとは思えないほど明るく、生き生きと美しい。
どうして、こんな絵を描くことができたのか。
絵を描いた子どもたちは、どうなったのか。
今、それらの絵は、私たちに何を語りかけるのか。
子どもたちの絵を日本で見せたいと『テレジン収容所の幼い画家たち展』を
開き、数少ない生き残りの人に会って話を聞き、多くの著書を書いてきた講
師を招き、その真実を語ってもらう。
【講 師】
野村 路子(ノンフィクション作家・テレジンを語りつぐ会代表)
【申込方法】
「No.12-117イブニングセミナー(第153回)申し込み」と題記し,
(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mail
またはFAXにて下記までお申し込みください.
【申込先】
日本機械学会(担当職員 曽根原雅代)
E-mail: sonehara@jsme.or.jp ,FAX (03)5360-3508
【参加費】
正員 1000円(学生員 無料),会員外 1500円(一般学生 500円).当日会場に
て受け付けます.
<懇親会> 大学近くの「バブレストラン アミ」にて,講師を囲んで懇親会を
行います.
会費 3000円程度
【問合せ先】
・日機装技術研究所 小西義昭
電話(042)392-3087
E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp
・明治大学 村田良美
電話(044)934-7350
E-mail:murata@isc.meiji.ac.jp
【次回予定】
2012年10月31日(水)18:00~20:00 |