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タイトル 講習会「熱応力による変形・破壊の評価方法と対策事例」のご案内
配信日時 2012年09月12日 16時01分40秒
配信元 関西支部
本文 日本機械学会会員各位
                     日本機械学会関西支部
                     支部長  平尾 雅彦

会員の皆様におかれましては,平素より支部活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます.
このたび関西支部では,講習会「熱応力による変形・破壊の評価方法と対策事例」を企画しましたのでご案内申し上げます.
関係各位におかれましては奮ってご参加いただきますようお願い申しあげます.
講演内容等の詳細は支部ホームページをご覧ください. http://www.kansai.jsme.or.jp
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日本機械学会関西支部 第322回講習会
「熱応力による変形・破壊の評価方法と対策事例」

〔日 時〕2012年10月25日(木)9:30~16:50,
        10月26日(金)9:30~16:45
 
〔会 場〕大阪科学技術センター 8階中ホール
     大阪市西区靱本町1-8-4/(06)6443-5324(代)
     地下鉄四つ橋線「本町」駅下車 北へ400m
     http://www.ostec.or.jp/

〔趣 旨〕熱応力は,運転によって温度上昇する機器,溶接プロセス,建造物の火災などさまざまな場合で問題になります.大型装置から電子機器にいたるまで,省エネルギーの観点から装置の起動停止が頻繁化しています.また,エネルギー効率の点からは使用温度が高温化する傾向にあります.このような状況では熱応力による負荷は増加・過酷化します.溶接では熱応力に加えて変態応力も発生し,これが寸法精度の問題となって現れます.また建築物では火災時の熱応力に対する耐火設計が安全性確保の点から重要になります.このような問題に取り組むために,本講習会ではまず,熱応力や溶接変形の計算・シミュレーション技術ならびに損傷評価の理論を基礎から解説します.さらに各産業界における熱応力や変形・損傷の評価および対策例を具体的に説明します.熱応力解析をこれから始める方はもとより,設計や信頼性評価に発展させたいと計画されている方にとって,本講習会は大いに参考となる内容になっております.  

〔キーワード〕熱応力,熱疲労,クリープ,応力計測,残留応力,数値シミュレーション 
 
〔内 容〕
●10月25日(木)●
9:30-11:00/熱応力問題の解析的方法
 大阪府立大学 大学院工学研究科 大多尾義弘

11:10-12:40/高温疲労・熱疲労寿命とその予測方法
 長岡技術科学大学 大学院工学研究科 岡崎正和

13:40-15:10/実構造物の溶接変形予測を目的とした解析法
 大阪大学 接合科学研究所 村川英一

15:20-16:50/高温機器の熱応力による損傷評価の実例
 川崎重工業(株) 技術研究所 今井達也

●10月26日(金)●
9:30-10:30/高温機器のクリープ・疲労寿命評価手法
 三菱重工業(株) 高砂研究所 唐戸孝典

10:40-11:40/回転電機の熱応力問題(熱応力・熱変形を考慮した疲労設計事例の紹介)
 三菱電機(株) 先端技術総合研究所 田宮洋一

11:50-12:35/電子部品の熱応力解析と信頼性評価
 (株)NEC情報システムズ 先端技術ソリュ-ション事業部 須藤之喜 

13:40-14:40/自動車用排気系部品の熱疲労評価方法
 (株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター 石井和夫

14:50-15:35/熱プロセスの変形・残留応力解析
 伊藤忠テクノソリューションズ(株) 田村茂之

15:45-16:45/建築構造物の火災安全設計と熱応力
 大成建設(株) 技術センター 道越真太郎

〔定 員〕100名

〔申込締切〕2012年10月18日(木)(定員になり次第締め切ります.定員に余裕があれば,2日前まで申込を受け付けます) 

〔聴講料〕
 (2日間の参加の場合)
   会員 30,000円,大学,官公庁関係15,000円,学生4,000円,
   会員外50,000円 ,会員外学生8,000円
 (1日のみの参加の場合)
   会員 20,000円,大学,官公庁関係10,000円,学生4,000円,
   会員外30,000円 ,会員外学生8,000円

〔申込方法〕 関西支部ホームページよりお申込み下さい.
http://www.kansai.jsme.or.jp/Seminar/kou322.html
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