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タイトル No.24-144 講習会のご案内「じっくり聴く潤滑の基礎 ―私の研究履歴から―」
配信日時 2024年11月08日 05時37分15秒
配信元 機素潤滑設計
本文                            2024年11月吉日
一般社団法人 日本機械学会
 機素潤滑設計 部門
 設計工学・システム 部門
 生産加工・工作機械 部門
 情報・知能・精密機器 部門
 機械材料・材料加工 部門
 部門登録者 各位

               日本機械学会 機素潤滑設計部門
               部門長            安藤 泰久
               トライボロジー技術企画委員長 平山 朋子              


No.24-144 講習会のご案内「じっくり聴く潤滑の基礎 ―私の研究履歴から―」
https://www.jsme.or.jp/event/24-144/


当会機素潤滑設計部門主催の講習会が下記のとおり開催されます.
ご関心をお持ちになられました方は,奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます.

          記
【開催日時】2025年1月27日(月)10:00~17:30
【開催形態】対面開催
【会場】京都大学 東京オフィス 第A+B会議室
〒100-6510 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 10階
JR、東京メトロ丸ノ内線「東京駅」直結
東京駅新幹線ホームより徒歩10分。丸の内北口改札出てすぐ。
Tel. 03-5252-7070
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/facilities/campus/tokyo-office/access
【協賛(予定)】日本トライボロジー学会、精密工学会

【講師】中原 綱光 先生 (東京科学大学(旧・東京工業大学)名誉教授)


【趣旨】
本講習会では、トライボロジー分野の著名な先生をお招きして、その先生のご研究歴に沿って網羅的に勉強する機会を提供しています。このたびの講習会では、東京科学大学(旧・東京工業大学)名誉教授の中原綱光先生をお招きし、先生のご研究歴における様々な課題からトライボロジーの基礎と応用について解説いただきます。内容は、流体潤滑現象を対象とした研究が主ですが、混合潤滑、境界潤滑および焼付きまで及ぶものとなっております。なかなかない貴重な機会ですので、ぜひ奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

【プログラム】
<午前の部:10:00~12:00>
 1. はじめに:トライボロジーとの出会い
  1.1 流体潤滑の基礎
  1.2 卒業研究:「工作機械案内面の浮き上がり現象」

 2. 博士研究:「静圧案内面の動特性」
  2.1 静圧軸受の基礎
  2.2 博士研究:動特性
  2.3 博士研究の反省と教訓

 3.ポストドクターの研究テーマ:混相流の潤滑
  3.1 気―液2相流その1:静圧ミスト軸受 → 気液2層膜静圧軸受

<午後前半:13:00~15:00>
  3.2 気―液2相流その2: 油膜のキャビテーション
  3.3 気―液2相流その3:気泡の影響 → 液体の空気膜潤滑現象
  3.4 固―液2相流:固体潤滑剤分散油の潤滑
  3.5 液―液2相流:エマルション潤滑

 4.卒業研究に帰る:案内面の潤滑 → 混合潤滑
  4.1 混合潤滑の基礎
  4.2 流体潤滑に及ぼす表面粗さの影響
  4.3 混合潤滑の近似理論と基本特性

<午後後半:15:20~17:30>
 5.企業との共同研究例:カムの潤滑とEHL
  5.1 弾性流体潤滑の基礎
  5.2 エンジン動弁系のカムとフォロワーの潤滑

 6.NEDOプロジェクトと焼付きモデルおよび境界潤滑の力学モデル
  6.1 NEDOプロジェクトの概要
  6.2 焼付きモデルの提案
  6.3 発電タービン軸受材料の耐焼付き性評価
  6.4 境界潤滑の基本力学モデル
  6.5 境界・固体膜の摩擦理論の改良
  6.6 金属ベルト式CVT改良への応用

【定員】 45名

【教材】

配布資料あり(当日,冊子でお渡しします.)
※本講習会において,教材のみの販売は行いません.

【参加登録費】

正員・特別員(行事参加割引コード利用)・協賛団体一般 20,000円,
正員(継続特典)・学生員・協賛団体学生 8,000円,
会員外 30,000円,一般学生 12,000円

【申込方法等詳細】

下記HPをご参照ください.
https://www.jsme.or.jp/event/24-144/
申込締切:2025年1月15日(水)

【問い合わせ先】

機素潤滑設計部門 担当職員 金子/E-mail:kaneko@jsme.or.jp
              松田/E-mail:matsuda@jsme.or.jp
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