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タイトル JSME講習会 No.16-122「目からうろこ,話題の騒音対策技術」開催
配信日時 2016年09月12日 11時31分56秒
配信元 環境工学
本文 機械力学・計測制御部門
熱工学部門
交通物流部門
設計工学・システム部門
環境工学部門

登録会員各位

                一般社団法人日本機械学会
                 環 境 工 学 部 門
                 部門長  高 野  靖


日本機械学会環境工学部門では、下記により講習会を開催します。
ぜひ多くの皆様にご聴講をたまわりたく、ご検討をお願い申し上げます
とともに、ご関係各位へもご周知いただければ幸いに存じます。

______________________
No.16-122 講習会
目からうろこ,話題の騒音対策技術
(環境工学部門 企画)
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開催日  2016年10月20日(木) 9.20~17.05

会 場  日本機械学会 会議室
     [東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5階
電話 (03)5360-3500/JR総武線「信濃町」駅徒歩1分]

趣 旨  機械の騒音低減技術分野での実務者向け中級講習会として,
  新しいコンセプトの騒音対策技術を紹介する.音や振動の波動現象を
  利用して,伝搬系で騒音を低減する先進的な手法を解説する.小型化
  ・軽量化した製品の騒音対策に役立つ技術である.

題目・講師
 9.20~10.35/(1)モード視点と波動視点による低振動低騒音化
         山崎  徹 (神奈川大学)
  振動騒音問題について,モードと波動の両視点を融合した問題の捉え方,
  対策法及び構造設計法について論じる.モードは,振動の分布に着目
  するものであり,波動は振動の伝搬に視点をおいたものである.

 10.40~11.55/(2)微細多孔板(MPP)を用いた騒音対策
         山極 伊知郎 (神戸製鋼所)
  微細多孔板(MPP)は穴あき板と背後空気層からなる簡単な構造で
  構成され,近年,防音製品や騒音低減部品において採用が進んでいる.
  MPPの基本原理,設計方法および適用事例を中心に紹介する.

 13.00~14.15/(3)薄膜を活用した音響透過パネル,軽量遮音パネルによる騒音対策
         西村 正治 (鳥取大学)
  音を囲い込む騒音対策ではなく,薄膜を用いて不要なところに音を逃がし,
  対象とするところの音を低減する手法や,加圧した薄膜を用いた軽くて
  遮音効果の優れた遮音パネルについて紹介する.

 14.25~15.40/(4)エッジ効果抑制に基づいた先端改良型遮音壁
         河井 康人 (関西大学)
  薄い物体の一面に音波が入射したとき,エッジ近傍に生じる非常に大きな
  粒子速度(エッジ効果)を解説し,エッジ効果が回折音場に支配的な影響を
  与えること,その抑制のために効果的な幾つかの方法を示す.

 15.50~17.05/(5)騒音低減への音響カメラの利用
         長友  宏 (ブリュエル・ケアー・ジャパン)
  騒音を効率よく低減するためには,騒音源の位置や強度を正しく把握する
  必要がある.近年,マイクロホンアレイによる音源探査装置(音響カメラ)
  がよく用いられている.ここではその原理や応用例を紹介する.

定 員  60名,申込先着順で定員になり次第締切ります.

聴 講 料  会員20,000円,会員外30,000円,学生員7,000円,一般学生10,000円
  開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい.
  以降は定員に余裕がある場合当日受付をいたします.
  なお、ご入金後は取消しのお申し出がありましても聴講料は返金できませんので
  ご注意願います.

教 材   教材のみの頒布はいたしません.

申込方法  申込者1名につき,行事申込書(http://www.jsme.or.jp/gyosan0.htm)に
  必要事項を記入しお申し込みいただくか,Web(http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm)
  からお申し込みのうえ,聴講料のお振込みをお願いいたします.

〔担当職員 遠藤貴子〕
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