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タイトル 【北陸信越支部】開催行事のご案内
配信日時 2016年09月27日 10時32分07秒
配信元 北陸信越支部
本文 日本機械学会北陸信越支部
  会員 各位
                 (一社)日本機械学会 北陸信越支部
                    支部長  古口 日出男

平素は支部活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
北陸信越支部より開催行事のご案内を申し上げます。

詳細は支部webページ(http://www.jsme.or.jp/hs/) を
ご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
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【2016年10月21日(金)16:30~17:45】
特別講演会「JAXA小型超音速実験機(ロケット実験機)の開発を振り返って」
会場:富山大学工学部総合教育研究棟多目的ホール(富山市五福3190)
アクセスにつきましては下記をご覧ください.
http://enghp.eng.u-toyama.ac.jp/others/access.html
講師:高見 光(三菱重工業株式会社) 

講演概要  超音速技術の向上を目指して進められたJAXAの小型超音速実験機(通称、ロケット実験機)の開発を振り返り,開発にあたっての苦労話などを紹介する.尚,内容は講師が当該開発に参加した第1回飛行実験以降のフェーズが中心.

【2016年10月26日(水) 14:40~16:10 → 15:00~16:30】
(20分繰り下げました.)
特別講演会「原子力プラントの保全と廃止措置」
会場:新潟大学工学部101講義室(新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050)
講師:松岡 範子(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 研究開発員) 

講演概要  人工衛星などの宇宙機は,機械部品の相対運動する接触面における潤滑不良や潤滑剤の消耗により故障が引き起こされる事例がしばしばあり,大きな課題の一つとなっている.宇宙機器は地上で大気中の試験が行われ,次いで打上げ時に振動や衝撃に曝された後に宇宙空間へ到達し,真空や温度サイクル,微小重力,放射線,紫外線,原子状酸素環境に曝される.このような過酷な環境に曝されながらも,宇宙機器にはメンテナンスフリーの運用かつ長寿命であることが要求される.また,打ち上げられた宇宙機器は回収されないため,運転中のモニタリングや不具合発生時における現状把握が困難である.近年では観測機器等の高精度化も求められており,技術課題は増加している.宇宙トライボロジーでは,前述の暴露環境や機器の運用条件に応じて固体潤滑や液体潤滑を適用し,機器の長寿命・高信頼性化を実現する.高度化する技術課題に対して既存のトライボロジー技術のみで解決することは困難であるため,新しい潤滑技術や寿命予測の評価方法の確立が必要である.
 本講演では宇宙トライボロジー機器の概要および曝される環境と要求条件,使用される潤滑剤・潤滑技術について概説する.さらに宇宙では使用実績の無い新しい潤滑技術として,動圧流体軸受に関する研究事例を紹介する.
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