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タイトル No.16-144 イブニングセミナー(第200回)『日本文明と地形の謎』のご案内
配信日時 2016年10月10日 23時50分26秒
配信元 技術と社会
本文 一般社団法人 日本機械学会
技術と社会部門 登録会員 各位

               技術と社会部門
               2016年度(第94期)
               部門長 佐々木 直栄(日本大学)
               副部門長 神谷 和秀(富山県立大学)


2016年10月のイブニングセミナー開催のご案内を致します.
イブニングセミナーは,気の向いたときに参加できるサロンとして,毎月最終水曜日の18:00~20:00に明治大学(駿河台キャンパス)において開催しています.
どうぞ奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます.


【開催日】
2016年10月26日(水)18:00~20:00

【趣 旨】
技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

【テーマおよび講師】
テーマ:日本文明と地形の謎

 歴史は過去の出来事である. 歴史を振り返る人の立場によって,歴史の見方は全く異なっていく. 勝者の立場か敗者の立場かによって物語は正反対になっていく.うすぼんやりとモヤに包まれた歴史の謎を解くことが,日本文明とはなにか?日本人とはなにか?に繋がって行く. 政治的,宗教的,経済的,文化的,芸術的さらに生態学的立場など,様々な方向と観点から歴史を解明していく努力がなされている.
 ところが,日本の歴史の謎に登頂するルートで,まだ多くの足跡がない未開発のルートに気が付いた. それは「地形」というルートであった.
 土木分野で人生を送った私は,地形と気象の専門家である. そのため,地形と気象の視点から歴史を見直すと,従来言われてきた歴史の物語がずいぶんと異なることに気が付いた.
地形と気象の観点から歴史に光を当てていく作業が始まった.
なぜ,奈良で日本文明が誕生したか?なぜ,家康は江戸に行ったのか?なぜ,日本人は小さなものを愛するのか?なぜ,中部地方がモノ造りの拠点となったのか?なぜ京都で路面電車が誕生したのか?なぜ,日本人はロボットと相性がいいのか?
これらの疑問と謎を,日本列島という鍵で開けていくこととなった.

講師  竹村公太郎(日本水フォーラム代表理事)

【会 場】
明治大学理工学部駿河台キャンパス (リバティタワー 15階1154教室)
JR/地下鉄 御茶ノ水駅 下車徒歩3分
会場の地図はこちら
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

【参加登録費】
正員 1,000円(学生員 無料) 会員外 1,500円(一般学生 500円)
当日会場にて受け付けます.

【申込方法】
「No.16-144 イブニングセミナー(第200回)申し込み」と題記し,
(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,
E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.

【申込先】
日本機械学会(担当職員 秋山)
E-mail: akiyama@jsme.or.jp,
FAX 03-5360-3508

<懇親会>
駿河台キャンパス内アカデミーコモン1階の「カフェパンセ」にて,
講師を囲んで懇親会を行います.懇親会費 3,000円程度

【問合せ先】
KoPEL 小西義昭
電話 080-4092-0020
E-mail: ysk.konishi@nifty.com

明治大学 村田良美
電話 044-934-7350
E-mail: murata@isc.meiji.ac.jp

【次回予定】
2016年11月30日(水)18:00-20:00
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