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タイトル JSME講習会 No.17-40 「静粛設計のための防音・防振技術」開催
配信日時 2017年05月02日 22時43分44秒
配信元 環境工学
本文 一般社団法人日本機械学会
環境工学部門
機械力学・計測制御部門
流体工学部門
交通物流部門
設計工学・システム部門
登録会員各位
                
                  環 境 工 学 部 門
                  部門長 齋藤  潔

日本機械学会環境工学部門では、下記により講習会を開催します。
ぜひ多くの皆様にご聴講をたまわりたく、ご検討をお願い申し
上げますとともに、ご関係各位へもご周知いただければ幸いに
存じます。

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No.17-40 講習会「静粛設計のための防音・防振技術」
(環境工学部門 企画)
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開催日  2017年 6月 9日(金) 9.20~17.00

会 場  中央大学後楽園キャンパス理工学部2号館 
     〔東京都文京区春日1-13-27/電話(03)3817-1715〕

交 通  東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅徒歩5分,
     都営三田線・大江戸線「春日」駅徒歩6分,
     JR総武線「水道橋」駅徒歩12分

趣 旨
 騒音や振動のために機械製品や設備の価値が半減することが多々
あります.最近はコスト削減から軽量化が推し進められ,振動や
音が増加しやすに関する基本から騒音低減に関する技術の勘所までと,
簡単な実験を交えた騒音・振動対策の基本,静粛設計製品の開発方法,
最新の吸遮音材料の使い方などについて,初級技術者向けに解説
いたします.

題目・講師
 9.20~10.20/(1)機械の静粛設計・騒音対策の考え方
 中央大学 理工学部 丸田 芳幸
 静粛設計・騒音対策を進めるために,基本計画,現状解明,音源
対策,伝播経路対策などを的確に行う必要が有る.いつ,どのような
ツールを利用して各作業を実施するのかを,事例を交えて解説する.

 10.25~11.55/(2)防音・防振の基礎理論
 東海大学 工学部 森下 達哉 
 防音の中の技術として,反射,吸音,遮音など,防振の中の技術
として,除振,免振,制振など,いろいろな方法が考えられる.
ここでは,これらの基礎理論を,事例を交えて判りやすく解説する.

 13.10~14.40/(3)簡単な実験による騒音・振動対策の失敗例,成功例
 山梨大学 工学部 北村 敏也
 実際に音を聞きながら,音の周波数による遮蔽効果の違いを理解する.
また,なぜ音源側での対策が重要なのかなど,防音,防振対策の基本を,
実験を通じて体験することで理解を深める.

 14.50~15.50/(4)事例に基づく振動・騒音の低減方法 I
 日立ジョンソンコントロールズ空調(株)太田 裕樹
 家電製品や機械において振動騒音を早期解決する重要点は,
1.入力加振源の種類と特徴の把握,2.実験解析やCAE解析等で固有振動数
や伝達系を究明,3.時間軸波形,周波数スペクトルから物理現象の仮説を
立て実験検証等を行うことであり,具体的事例を用いて紹介する. 

 16.00~17.00/(5)事例に基づく振動・騒音の低減方法 II
 ブリヂストンケービージー(株) 飯田 一嘉
 振動・騒音対策に利用される吸音材,遮音材,制振材,防振ゴムなどの
構造・動作原理と,適用する際の注意点について解説する.実際の代表的
なサンプル,実践的で効果的な適用法,適用例を紹介する.

定 員  40名,申込先着順で定員になり次第締切ります.

聴 講 料  会員20,000円,会員外30,000円,学生員7,000円,一般学生10,000円
 開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい.以降は
定員に余裕がある場合当日受付をいたします.なお、ご入金後は取消しの
お申し出がありましても聴講料は返金できませんのでご注意願います.

教 材  教材のみの頒布はいたしません.

申込方法  申込者1名につき,行事申込書(http://www.jsme.or.jp/gyosan0.htm)に
 必要事項を記入しお申し込みいただくか,Web(http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm)
 からお申し込みのうえ,聴講料のお振込みをお願いいたします.
 聴講券は発行いたしませんので,講習会当日に,お申込み時の自動返信メールを
印刷の上,会場受付までお持ち下さい.

〔担当職員 遠藤貴子〕
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