日本機械学会Top > インフォメーションメール

インフォメーションメール

<< 前のメール   一覧に戻る   次のメール >>
タイトル No.17-60 イブニングセミナー(第208回)鉄道車両の進化とその背景-鉄道車両設計の現場から- のご案内
配信日時 2017年07月10日 18時42分51秒
配信元 技術と社会
本文 一般社団法人 日本機械学会
技術と社会部門 登録会員 各位

               技術と社会部門
               2017年度(第95期)
               部門長 神谷 和秀(富山県立大学)
               副部門長 永井 二郎(福井大学)

 2017年7月のイブニングセミナー開催のご案内を致します.イブニングセミナーは,気の向いたときに参加できるサロンとして,毎月最終水曜日の18:00-20:00に明治大学(駿河台キャンパス)において開催しています.どうぞ奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます.


【開催日】
2017年7月26日(水)18:00~20:00

【趣 旨】
 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

【テーマおよび講師】
 近年の鉄道車両は公共の乗り物として,スマートになりクリーンなイメージを作り出し,人々に乗ってみたいと思わせる創意工夫とデザインを持って登場している.そのさまざまな種類の車両図面を作り出してきた技術者が,車両をどのように捕らえて大衆の支持を得る乗り物として実現してきたかを設計の現場を通して紹介する.
 
 鉄道車両の進化の成り行きを世の中の技術の進歩と比較すると共に,事故から学び車両の進化の構図が修正されてきたことを述べてみたい.
 日本における鉄道車両産業が今後どのように成長し,海外にどのような影響力を与えるか,また,近未来にどう進化することができるのか,これまでの取り組みの経験からその予測をレビューする.
 
 鉄道車両の見えない魅力を,一人の設計技術者の体験談から,その知られざる世界をわかりやすく話す.受注生産,高速車両,標準車両,海外輸出,国際規格,競争入札などの舞台裏の雑多な話しを通じて,普段見かける鉄道車両の側面を楽しんでいただければ幸いである.
 
講師:鈴木久郎(株式会社 総合車両製作所 生産本部 技術部)

会場:明治大学理工学部駿河台キャンパス(アカデミーコモン8階308F教室)
JR/地下鉄 御茶ノ水駅 下車徒歩3分
会場の地図はこちら
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

申込方法:「No.17-60 イブニングセミナー(第208回)申し込み」と題記し,
(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mail
またはFAXにて下記までお申し込みください.

<申込先> 日本機械学会(担当職員 片岡、井上)
      E-mail: kataoka@jsme.or.jp ,FAX (03)5360-3508

<参加費> 正員1,000円(学生員 無料)会員外1,500円(一般学生 500円)
      当日会場にて受け付けます

<懇親会> 明治大学アカデミーコモン1階の「カフェパンセ」にて,
      講師を囲んで懇親会を行います.
      会費 3,000円,学生1,500円

<問合せ先>KoPEL 小西義昭/TEL.080-4092-0020/明治大学 村田良美/TEL.044-934-7350 E-mail:ysk.konishi@nifty.com/murata@isc.meiji.ac.jp

<次回予定>
第209回 2017年8月30日(水) 18:00-20:00
テーマ:アメリカに見る子供の防火教育と火付け防止プログラム(長谷川裕子)
<< 前のメール   一覧に戻る   次のメール >>