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タイトル 【再送・訂正】年次大会市民公開行事「エネルギーの非化石化による自給率向上と温暖化対策」のご案内
配信日時 2017年07月21日 17時01分56秒
配信元 動力エネルギーシステム
本文 一般社団法人日本機械学会
動力エネルギーシステム部門
流体工学部門
熱工学部門
部門登録者各位

                 動力エネルギーシステム部門
                      部門長 岡本孝司

※会場の案内に不備がありましたので、下記の通り訂正致します。

日本機械学会年次大会 市民公開行事
エネルギーの非化石化による自給率向上と温暖化対策
~自然変動電源の大量導入への挑戦と盲点~

企画
(一社)日本機械学会 動力エネルギーシステム部門 震災対応臨時委員会

開催日時 2017年9月3日(日)14:40~17:30
会  場 埼玉大学 講演室43(教育学部A棟4階426室)
   〒338-8570 埼玉県さいたま市桜区下大久保255
   https://www.jsme.or.jp/conference/nenji2017/doc/kaijo.html

開催趣旨
 東日本大震災と福島第一原子力発電事故から6年余り経過し,エネルギーを取り巻く状況も大きく変動しています.固定価格買取制度の開始とともに太陽光・風力などの自然変動電源が急激に導入され,ダックカーブに代表される最低需要期のLFC容量確保やランプアップ対応など,既に問題が顕在化しています.電力システム改革の進行で電力市場での価格競争も足下で始まる中,マクロな視点では化石燃料に大きく依存して低迷するエネルギー自給率の向上と,温暖化対策としてパリ協定の確実な実施も求められ,これらに寄与する技術を総動員することが望まれます.動力エネルギーシステム部門に設置された震災対応臨時委員会では,この問題を「エネルギーの非化石化による自給率向上と温暖化対策」と捉え,中立的な立場でその課題・方策を議論すべく,市民公開行事を企画しました.一次エネルギーの非化石化には,再生可能エネルギーのさらなる大量導入が必要ですが,同時に調整力として既設の火力・水力の運用も大きく変化すると予測されています.また,自然変動電源の平準化には安価なエネルギーストレージなど,ゲームチェンジテクノロジーの登場も待たれます.一方,現存する原子力発電はコンベンショナルな大規模集中発電システムの中心でありましたが,新規制基準の下での再稼動と延命はまさに自給率向上と温暖化対策への量的寄与に合致するものです.本企画ではこれらに関する3名の専門家をお招きし,自然変動電源の大量導入への挑戦と盲点,さらにその中で原子力発電の果たすべき役割について共に考え,広く意見交換する場を提供したいと考えておりますので,皆様のご参加をお待ちしております.

プログラム 司会:中垣隆雄(早大)
14:40 趣旨説明 震災対応臨時委員会 委員長 小泉安郎(JAEA)

14:50~15:30
「自然変動電源の大量導入による揚水式水力等の設備運用への影響」
 講師 山本 博巳氏(電力中央研究所 エネルギーイノベーション創発センター 上席研究員)

15:30~16:10
「太陽光発電と水素燃料電池によるエコシステムの構築」
 講師 長谷川 卓也氏(日産自動車 総合研究所 主任研究員)

16:10~16:20(休憩)

16:20~17:00
「原子力発電のこれまでとこれから」
 講師 山口 彰氏(東京大学大学院工学系研究科 教授)

17:00~17:30
 総合討論 モデレータ 小泉安郎(JAEA)

参加費 無料
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