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一般社団法人 日本機械学会
機素潤滑設計部門
ロボティクス・メカトロニクス部門
情報・知能・精密機器部門
機械力学・計測制御部門
生産加工・工作機械部門
登録会員各位
機素潤滑設計部門
第95期部門長 萩原正弥 (名古屋工業大学)
第95期部門幹事 田中英一郎(早稲田大学)
第95期広報委員長 本田知己 (福井大学)
第95期機械要素1技術企画委員会
委員長 橋村真治 (芝浦工業大学)
下記の通り,講習会「歯車技術基礎講座」を開催いたします.
末尾にある申込み方法に従って,ふるってご参加頂きますよう,ご案内申し上げます.
記
No.17-67講習会:歯車技術基礎講座
開催日:2017年11月9日(木),10日(金)
会 場:東京工業大学すずかけ台キャンパスG4棟大会議室
〒226-8503 神奈川県横浜市緑区長津田町4259
(東急田園都市線 すずかけ台駅徒歩5分)
聴講料:会員25 000 円,会員外35 000 円,学生員8 000 円,一般学生15 000円(入会がお得です)
いずれも教材一式の代金を含みます.開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい.以降は定員に余裕のある場合,当日受付をいたします.なおご入金後は取消しのお申し出がありましても聴講料は返金できませんのでご注意願います.協賛団体の聴講料は会員と同じです.
趣旨:
歯車は,機械装置において原動機の出力を負荷に伝達する機械要素として,高い信頼性を持っています.トラクションによる駆動装置(CVT)の出現やモータ技術の進歩が目立つ今日でも,歯車を使用するケースは,新規分野への展開など,大きさや形を変えながら減る事を知らず,歯車の果たす役割はますます重要視されています.歯車装置を導入した場合でも,その中身の本質を知らないために,トラブルに対処できないといった事も耳にします.一方で,歯車技術に関する適切な知識を獲得する機会は減る一方です.
本講習会では,これから歯車技術と関わって行く方々を主な対象に,これからの時代に対応できる歯車技術の基礎を,平行軸歯車を題材にして平易に解説し,設計の立場ばかりでなく,製造や,使用する立場の方にも理解を深めていただきます.なお,本講習会は2016年11月開催のNo.16-77講習会「歯車技術基礎講座」と同様の内容です.
対象:業務で歯車の知識が必要になった方(新人を含む),復習が必要になった方,等.
次第:
11月9日(木)
【1】13:00~14:00 動力伝達システムと歯車装置 京都大学 名誉教授 久保愛三
【2】14:10~15:10 歯車の幾何学的理解(1)基礎 近畿大学 教授 東崎 康嘉
(休憩20分)
【3】15:30~16:30 歯車の幾何学的理解(2)実際 鳥取大学 教授 小出隆夫
【4】16:40~17:40 歯車設計演習 (1)幾何設計
18:00~19:30 ディスカッションタイム(講師との質疑応答並びに情報交換の場です)
11月10日(金)
【5】 9:40~10:40 歯車の力学的理解 (2)強度/損傷 京都工芸繊維大学 教授 森脇一郎
【6】10:50~11:50 歯車設計演習 (2)強度
(昼食休憩70分)
【7】13:00~14:00 歯車の力学的理解 (1)振動基礎 東京工業大学 名誉教授 北條春夫
【8】14:10~15:10 歯車の加工法と検査 九州大学 教授 黒河周平
(休憩20分)
【9】15:30~16:30 歯車材料と熱処理法,高強度化法 岡山大学 教授 藤井正浩
定員:50 名(申込先着順により定員になり次第締め切ります.)
教材:当日のパワーポイント資料と「機械工学便覧 β4」
教材を余分にご希望の方につきましては,別途お問い合せ下さい.
申込方法:本会ホームページ http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm よりお申し込みの上,聴講料をご送金下さい。
備考:講師および講義の割振りに関しては,お断りなく変更する事がありますのでご了承下さい.本講習会は『RC275 歯車装置の設計・製造・評価に関する技術革新のための調査研究分科会』の協力により企画しております.また,毎年同様の時期に開催する計画としております.
問合せ先:機素潤滑設計部門 担当職員 金子あんず
電話(03)5360-3504/E-mail:kaneko@jsme.or.jp
以上 |