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タイトル No.17-109 イブニングセミナー(第210回)エンジニアの海外奮戦記―シニアエンジニアの世界プロジェクト紀行― のご案内
配信日時 2017年09月07日 10時45分59秒
配信元 技術と社会
本文 一般社団法人 日本機械学会
技術と社会部門 登録会員 各位

               技術と社会部門
               2017年度(第95期)
               部門長 神谷 和秀(富山県立大学)
               副部門長 永井 二郎(福井大学)

 2017年9月のイブニングセミナー開催のご案内を致します.イブニングセミナーは,気の向いたときに参加できるサロンとして,毎月最終水曜日の18:00-20:00に明治大学(駿河台キャンパス)において開催しています.どうぞ奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます.


【開催日】
2017年9月27日(水)18:00~20:00

【趣 旨】
 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

【テーマおよび講師】
エンジニアの海外奮戦記―シニアエンジニアの世界プロジェクト紀行―

 現役時代,入社10年目にしてブラジルのイシブラスに7年近く出向.国内に戻り74万平米の工場敷地と100万トンドックを持て余す仕事量しか確保できない受難の時期を経験.重厚長大の企業が何でも取り込むことの厳しさを痛感.
 一人で何ができるかと,退職後62歳で技術士資格(建設,総監部門)を取得,海外のプロジェクトに乗りだした.
 海外志向して最初の“発電所プロジェクト”アンデス山脈のペルー.これこそが海外プロジェクトを志向し続けた原点である!
 海外14年間に10数プロジェクトに挑戦し,地図に残る仕事ができた.
 外から見る日本および企業の生き様を見たり反省したりで貴重な経験を積み,為せば成る,人事を尽くして天命を待つの精神で難関の海外プロジェクトをまとめてきた.現役を含めると22年の海外放浪の旅!海外の異なるプロを通じて得た経験は何物にも代えがたい一生の宝物と思う.
 10数件のプロジェクトは皆異なる仕事で,年代順にペルー,中国,韓国,香港,シンガポール,日本,ベトナム,東ティモール,モザンビーク,モンゴルと3州にまたがっている.
 これを技術的な観点から,また現地での人間模様を主としたよもやま話を描いてみたいと思う.

講師:藤木良隆(藤木技術士事務所代表, 技術士(建設部門,総合技術監理部門),APECエンジニア)

会場:明治大学理工学部駿河台キャンパス(リバティタワー11階1113室教室)
JR/地下鉄 御茶ノ水駅 下車徒歩3分
会場の地図はこちら
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

申込方法:「No.17-109 イブニングセミナー(第210回)申し込み」と題記し,
(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mail
またはFAXにて下記までお申し込みください.

<申込先> 日本機械学会(担当職員 片岡)
      E-mail: kataoka@jsme.or.jp, FAX (03)5360-3508

<参加費> 正員1,000円(学生員 無料)会員外1,500円(一般学生 500円)
      当日会場にて受け付けます

<懇親会> 明治大学アカデミーコモン1階の「カフェパンセ」にて,
      講師を囲んで懇親会を行います.
      会費 3,000円,学生1,500円

<問合せ先> KoPEL 小西義昭/TEL.080-4092-0020/明治大学 村田良美/TEL.044-934-7350 E-mail:ysk.konishi@nifty.com/murata@isc.meiji.ac.jp

<次回予定>
第211回 2017年10月25日(水)18:00-20:00
テーマ:日本人の美意識を体現する犬たち
講師:吉田悦花(作家,エッセイスト,NPO法人神田雑学大学理事長)
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