日本機械学会Top > インフォメーションメール

インフォメーションメール

<< 前のメール   一覧に戻る   次のメール >>
タイトル 中国四国支部シニア会企画 特別講演会のご案内
配信日時 2018年02月13日 11時42分42秒
配信元 中国四国支部
本文 日本機械学会中国四国支部
  会  員  各位
                        日本機械学会中国四国支部
                         支部長 稲 見 昭 一

拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、来る3月6日(火)中国四国支部シニア会企画 特別講演会「肺3次元構造をマルチスケールで診る」を下記のとおり開催しますのでお知らせいたします。
 この講演会はシニア会メンバーに限らず,広く一般の参加を希望します。同日開催の中国四国学生会第48回学生員卒業研究発表講演会と合わせ是非ご参加ください。
 よろしくお願い申し上げます。  敬具

           記
■開催日:2018年3月6日(火)13:30~14:30
■会 場:徳島大学常三島キャンパス 共通講義棟 6F 創成学習スタジオ 
       〔徳島県徳島市南常三島町2‐1〕

■題目 「肺3次元構造をマルチスケールで診る」
■講師 仁木 登 徳島大学大学院特命教授

■講演概要
 肺がん、肺炎、COPD等の肺疾患の死亡者数は大変多く、大きな社会問題となっている。この解決のためには予防が重要であり、生活習慣や健診を充実させて健康寿命を延伸させる取り組みが求められる。その一助として胸部疾患を対象とする低線量CT検診の工学的課題を解決するべく、長期に亘って国立がん研究センター等の医療機関と共同研究によって基礎から製品化まで多様な研究開発を進めている。この基本は“肺3次元構造をマルチスケールで診る”である。この推進ツールとして、マルチスケールCT(放射光CT、商用CT)、超大規模画像データベース、3次元画像解析、インテリジェントなユーザインタフェース等の研究開発が必要である。これらについて紹介する。基礎研究として超高分解能放射光CT(SPring-8)を用いてヒト肺3次元ミクロ形態・病態を13,000x13,000x5,000画像(空間分解能3μm)で画像化し、先端3次元画像解析を駆使して肺3次元ミクロ解剖・病理を開拓している。開発研究として多施設の商用CT(空間分解能150~600μm)を用いて大規模画像データベースを構築して基礎研究の3次元ミクロ解剖・病理情報や先端3次元画像解析を活用して早期レベルの多様な肺病態を検出・診断する高性能な画像診断システムの研究開発を進めている。実用化研究として高性能肺3次元画像解析・診断ソフトウェアの薬事認証・承認を取得して製品化することを進め、今後が期待されている画像診断や遺伝子診断等の多様な医療情報を活用する総合診断についての成果も紹介する。
 同氏は、徳島大学工学部電子工学科を修了され、同大学の光応用工学科の教授を長年務められた。医用画像処理分野のほか多くの研究分野で優れた研究をされておられ、学会での多数の役員・委員長歴、多数の受賞歴、4億円以上の研究費の助成額からこの分野で一流であることを示している。

■参加費:無料
■申込方法:事前申込み不要,直接会場にお越しください。
■問合せ先:日本機械学会中国四国支部/E-mail:cs-staff@jsme.or.jp

※※※ご来場に際してのお願い※※※
 大学構内には、駐車スペースはありません。公共交通機関をご利用ください。どうしても車でお越しになり、駐車される場合は、近隣の民間駐車場をご利用ください。くれぐれも近隣の商業施設の駐車場に無断駐車しないようにしてください。

////// シニア会会員登録のご案内 //////
 (原則)60歳以上の中国四国支部会員の皆さま、シニア会への会員登録をお願いします。2018年度より同好会活動など新たな試みも企画していてます。ぜひご一緒に。
 登録は、氏名(フリガナ),自宅住所,所属(現在・元),生年月日,電話番号,FAX番号, E-mailアドレスを 中国四国支部 シニア会宛てにFAX(082-424-7533)またはE-mail (cs-staff@jsme.or.jp)で送信ください。
/////////////////////////
以上、よろしくお願い申し上げます。
<< 前のメール   一覧に戻る   次のメール >>