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タイトル 2018年度 計算力学技術者(CAE技術者)「1・2級」認定試験および付帯講習のご案内
配信日時 2018年06月05日 16時14分28秒
配信元 熱工学
本文 一般社団法人日本機械学会
  熱工学部門
  登録会員 各位

               第96期熱工学部門 部門長   宗像 鉄雄
               第96期      広報委員長 西  美奈

イノベーションセンター・計算力学技術者資格認定事業委員会より,
認定試験および付帯講習の案内が届いておりますので,ご連絡申し上げます。
詳細は下記をご参照ください。

------記-------
2018年度 計算力学技術者(CAE技術者)「1・2級」認定試験および
付帯講習のご案内

趣旨:
 高性能かつ廉価で使い易いPCやOSが普及し,様々な汎用計算力学ソフトウエアが
簡便に利用できるようになり,計算力学のユーザー層が急速に広がっています。一方
,グラフィカル・ユーザーインターフェースが整備されてデータ入力が簡便になり,
可視化技術の進歩によって解析結果がきれいに表示されるようになってきたとはいえ
,計算力学ソフトウエアをブラックボックスとして利用して信頼できる解を得ること
はまだできません。一見するともっともらしい解析結果が得られたとしても,境界条
件の設定間違い,不適切な要素分割,あるいは不適切なアルゴリズムの選択などによ
って,まったく見当違いの解析結果を得ているかもしれないという危険性を常にはら
んでいます。力学計算は,解析対象の性能や安全性などに直結する重大な任務を担っ
ており,知らずに誤った解析結果を採用してしまうということは大きな損失につなが
ります。このような状況において計算力学解析結果の信頼性を担保するためには,計
算力学ソフトウエアの品質保証に加えて,計算力学技術者の力量管理が大変に重要で
あると言えます。
 本会では,以上のような認識のもとに,2003年度より「計算力学技術者(CA
E技術者)」資格認定事業をスタートしました。現在 計算力学を業務として活用さ
れている方,あるいはこれから計算力学技術者を目指す方におかれましては,奮って
ご参加下さいますようご案内申し上げます。

資格取得のメリット:
 技術者は本認定により,自身の技術レベルやキャリアの裏づけとすることができま
す。また,技術者を雇用する側では業務品質保証となることは勿論のこと,技術者の
採用や教育,業務のアウトソーシングの際に,人材のレベルを測る尺度としても活用
することが出来ます。技術者のモチベーションや業務精度の向上は,技術者を取り巻
く環境のサスティナビリティを高めるものと言えるでしょう。既に認定を受けた技術
者からは「自信を持って解析を行えるようになった」「顧客からの信頼度が向上した
」「スキルアップしたことでモチベーションが向上した」等の意見が多数寄せられて
います。

これまでの試験の概要:
 2017年まで既に15回の試験を実施し,計8,358名の合格者を輩出しました。認定
者は主に製造業界(電子・電機)(自動車)(その他機械),ソフトウエア業界(計
算委託)(開発販売)等の第一線で活躍しています。

・「1・2級」認定試験 固体力学分野/熱流体力学分野/振動分野
【実施日】
 認定試験 2018年12月15日(土)

【申込】
 申込期間は,2018年8月1日(水)~8月16日(木)17時です。申込方法や申請書
類等の詳細は, 本会HP(http://www.jsme.or.jp/cee/cmnintei.htm)上にてご確認下さい。

【受験料・受験会場】
 詳細はHP(http://www.jsme.or.jp/cee/cmnintei.htm)
をご確認下さい。

・付帯講習(技能編) ※固体力学分野のみ
【実施日】
 付帯講習 2018年11月22日(木)

【申込】
 申込期間は,2018年8月1日(水)~8月16日(木)17時です。申込方法や申請書
類等の詳細は, 本会HP(http://www.jsme.or.jp/cee/cmnintei.htm)上にてご確認下さい。

【実施会場】
 慶應大学会場 慶應義塾大学理工学部(矢上キャンパス)
 〔横浜市港北区日吉3-14-1〕

【受講料】
 詳細はHP(http://www.jsme.or.jp/cee/cmnintei.htm)をご確認下さい。
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