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タイトル 「神奈川のスポーツ工学研究」のご案内 関東支部神奈川ブロック主催
配信日時 2018年06月29日 10時32分13秒
配信元 関東支部
本文 一般社団法人日本機械学会
関東支部登録会員各位

                    日本機械学会 関東支部
                    支 部 長  山本 誠
                    神奈川ブロック長 川島 豪

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        日本機械学会「機械の日」イベント
          第23回神奈川フォーラム
         「神奈川のスポーツ工学研究」
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【企  画】 (主 催)(一社)日本機械学会 関東支部 神奈川ブロック
       (共 催)(地独)神奈川県立産業技術総合研究所(予定)
       (後 援) 神奈川R&D推進協議会

【開 催 日】 2018年7月27日(金)

【時  間】 13.30 ~ 17.00

【会  場】 地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所
       (神奈川県海老名市今泉705-1)

【主  旨】 東京オリンピック・パラリンピックを2年後に控え,スポーツに対する
       関心が高まってきていますが,スポーツ中のさまざまな物理量の計測手法
       や,競技用具の開発等も進化しており,「より速く,より高く,より強く」
       を実現するためのさまざまな研究が進んできています.
       今年の神奈川フォーラムでは,主に神奈川県内の大学におけるスポーツ工
       学研究の状況と,企業における具体的な製品への応用例についてご紹介し,
       全講演終了後の総合討論によりスポーツ工学に対する理解を深めます.

【プログラム】
13.30-13.35 「開会の挨拶」
       川島 豪 (神奈川工科大学 工学部機械工学科 教授(神奈川ブロック長))
13.35-14.10 「スポーツ工学総論 -パラリンピックへの貢献を実例として」
       中島 求 (東京工業大学 工学院システム制御系 教授)
        スポーツ工学は,1980年代の終わりごろより始まった新しい学問分野で
        ある.本講演では,その競技スポーツへの貢献について,リオデジャネ
        イロ・パラリンピックのための研究開発を実例として述べる.
14.10-14.35 「パラリンピックスポーツにおける工学的支援」
       仰木 裕嗣 (慶應義塾大学 政策・メディア研究科 教授)
        2016年リオデジャネイロパラリンピックではJSMEスポーツ工学・ヒュー
        マンダイナミクス部門メンバーを中心とした研究者が一丸となって選手
        を支援する技術開発,用具開発に取り組んだ.その成果を披露するとと
        もに2020年に向けた新たな取り組みについても紹介する.
14.35-15.00 「水泳中の泳者に働く抵抗力評価方法の開発」
       成田 建造 (慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特任助教)
        水泳中の泳者に働く抵抗力の計測方法を開発し,クロール泳中の抵抗評
        価を試みた.その結果,抵抗力は泳速度の約3乗に比例して増加し,そ
        れには我々人間の独特な推進方法が関連すると考えられる.
15.00-15.15 「休憩」
15.15-15.40 「ゴルフボールのDimple構造による空力特性と抗力低減のメカニズム」
       青木 克己 (東海大学 名誉教授)
        ゴルフボールの表面には種々のDimpleが施されている.ここでは,代表
        的なDimpleに対し,Dimpleの深さや形状の変化に対する空力特性を明ら
        かにし,抗力係数への影響並びに抗力低減のメカニズムを明らかにする.
15.40-16.05 「ゴルフ用試打システムの開発とデータの活用」
       三枝 宏 (横浜ゴム株式会社 スポーツ企画室 主幹)
        ゴルフは,数あるスポーツの中で,測定技術が特に発展した競技である.
        今回は,当社の試打システムを例に,測定技術開発の経緯や最新フィッ
        ティング手法,さらには,収集した試打データの活用事例について紹介
        する.
16.05-16.30 「スポーツにおけるセンサ計測について」
       廣瀬 圭 (株式会社テック技販 技術企画室製品開発部門 主幹)
        様々な分野での利用が期待されている慣性センサをスポーツにおいて使
        用するためには,様々な解析を展開する必要がある.本発表では,慣性
        センサを用いた運動解析法とスポーツへの応用としてスノースポーツの
        解析について紹介する.
16.30-17.00 「総合討論」

【定  員】 70名

【参加登録費】 無料

【申込方法】 「神奈川ブロック 第23回神奈川フォーラム」と題記し、
       (1)氏名, (2)所属団体, (3)連絡先及びE-mailアドレスを記入し,
       7月20日(金)までに,メール(jsme-forum@cco.kanagawa-it.ac.jp)にて
       お申し込み下さい.参加可否を3日以内にメールで連絡致します.
       連絡が届かなかった場合は,下記,問合せ先まで問合せ下さい.

【問合せ先】 日本機械学会 神奈川ブロック事務局(kanagawa@jsme.or.jp)
                              以 上
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