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タイトル No. 18-144 イブニングセミナー(第224回)幕末の城―最後の日本の城郭―
配信日時 2018年12月04日 15時17分44秒
配信元 技術と社会
本文 一般社団法人 日本機械学会
技術と社会部門 登録会員 各位

               技術と社会部門
               2018年度(第96期)
               部門長  永井二郎(福井大学)
               副部門長 筒井壽博(弓削商船高等専門学校)

 遅くなりましたが,2018年12月のイブニングセミナー開催のご案内を致します.イブニングセミナーは,気の向いたときに参加できるサロンとして,毎月最終水曜日の18:00-20:00に明治大学(駿河台キャンパス)において開催しています.どうぞ奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます.

【開催日】  2018年12月19日(水)18.00~20.00

【会 場】 明治大学理工学部駿河台キャンパス(リバティタワー 15階 1153室)
(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html)


【趣 旨】
 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.
われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.
技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

【講演テーマおよび講師】
 日本の城の歴史をたどると,弥生時代の環濠集落にたどり着く.環濠集落とは佐賀県の吉野ケ里遺跡などである.その後,発展を遂げ織田信長,豊臣秀吉などが創出した近世城郭まで発展する.
 この近世城郭こそが普通の人が思い描くいわゆる城なのである.その近世城郭は当時の世界レベルの城であった.だが徳川家康の天下再統一でその進歩は止まり,かつての城を退歩していった.
 だがペリー提督の来航により,事態は急変した.ヨーロッパ諸国に劣らぬ銃砲や城を築く必要に迫られた.技術者たちはヨーロッパ諸国の「築城書」をもとに何とか築城したのである.
 それが有名な函館の五稜郭,東京の品川台場である.ところが全国的に見れば,各藩も海防用の台場は千を超える数が築かれたという.
 今回のお話はこの「幕末の城」をテーマにお話ししたい.

講 師:八巻孝夫(中世城郭研究会 代表) 
【申込方法】
 「No.18-144 イブニングセミナー(第224回)申し込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.

【申込先】
 日本機械学会(担当職員 大橋江利奈 )
 E-mail: ohashi@jsme.or.jp, inoue@jsme.or.jp,
 FAX (03)5360-3508

【参加費】
 正員1,000円(学生員 無料)会員外1,500円(一般学生 500円)
 当日会場にて受け付けます.

【懇親会】
 明治大学アカデミーコモン1階の「カフェパンセ」にて,講師を囲んで懇親会を行います.セミナー後に懇親会場にて受付.参加会費は 3,000円,学生は半額.

【問合せ先】
 KoPEL 小西義昭/TEL.080-4092-0020, 明治大学 村田良美/TEL.044-934-7350
 E-mail: ysk.konishi@nifty.com, murata@isc.meiji.ac.jp

次回以降の予定: 
 2019年1月30日(水) 「仮題:建物は使ってこそ生きる-自由学園の文化財経営-」福田 竜
 2019年3月27日(水) 「テーマ:水族館の魅力」杉村 誠(新江ノ島水族館)

 2019年4月24日(水) 4月より会場が秋葉原(首都大東京 秋葉原サテライト)に変わります.
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