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タイトル No.18-159 特別講演会「実践に向けた最適設計法」開催案内
配信日時 2018年12月07日 20時59分31秒
配信元 設計工学・システム
本文 一般社団法人日本機械学会
材料力学部門
流体工学部門
熱工学部門
機械力学・計測制御部門
設計工学・システム部門
部門登録者 各位


                        設計工学・システム部門
                          部門長 伊藤 照明

   No.18-159 特別講演会「実践に向けた最適設計法」開催のご案内


本部門では下記日程にて,特別講演会を開催致します.
ご参加の検討をお願い申し上げますとともに,
ご関係各位へもご周知いただければ幸いに存じます.

-------------------------------記----------------------------------------
No.18-159 特別講演会 「実践に向けた最適設計法」

[企 画] 設計工学・システム部門
[協 賛] 精密工学会,自動車技術会,日本航空宇宙学会,日本設計工学会,日本計算工学会,塑性加工学会,日本船舶海洋工学会

[開催日] 2019年2月1日(金) 13:30~16:20

[会 場] 日本機械学会 会議室(〒160-0016東京都新宿区信濃町35 信濃町煉瓦館5階)
    https://www.jsme.or.jp/about/about-jsme/access/

[主 旨]
この特別講演会は,2018年9月6日(木)に開催した講習会 「実践に向けた最適設計法~多目的最適化/近似最適化編」(No. 18-41)において,
同日早朝に発生した北海道胆振東部地震のために会場にお越しいただけなかった講師の杉本 博之先生(北海学園大学 名誉教授)の講演を行うために企画しました.
また,同時に,参加者から好評であった荒川雅生先生(香川大学 教授)に,再度,講演をしていただきます.
最適設計への実践例および実践的な設計問題を定式化するための工夫を中心に講演していただきます.

[題 目]
1. 13:30-14:30
「生物由来の最適化手法について」
       北海学園大学 名誉教授 杉本 博之
本講演では,組み合わせ問題,およびスケジューリング問題の解法について説明する.
前者については,比較的広域の地域の道路ネットワークが自然災害により破壊された場合,被災地域の補修順をGAにより解を求める.
この時,設計変数の吟味,および設計問題の定義,従来あまり説明されてこなかった過程についての解説を試みる.
さらに,最適化の実設計への応用例として,Ant Colony Optimizationの道路線形最適化問題への応用について説明する.
ここでは,道路線形の最適化問題へ適したアルゴリズムの改良と,設計例について解説する.


休憩(10分)


2. 14:40-16:00
「最適化の実践事例紹介」
     香川大学工学研究科 教授 荒川 雅生
本講演では,具体的な最適化の実践事例に関してそのいくつかを紹介する.例えば,厚板のラウンド曲げの場合,厚板の曲げと言う非線形性の高い解析が必要となる.
そして,非線形パラメータを正確に把握することは困難である.結果として解析結果を利用してラウンド曲げを実践することが難しい.
ところが,材料パラメータの同定に多目的近似最適化を利用することで,実験結果に合うパラメータの同定が可能であり,
それに基づいた解析から現実にあった曲げ方法の提案ができる.このような材料パラメータの同定方法に関する実例を紹介する.
さらに,混合変数問題への対応として遺伝的アルゴリズムを用いた大規模な問題への対応の事例を紹介し,少しの工夫で規模の問題への対応が可能であることを紹介する.

3. 16:00-16:20 
質疑応答&まとめ


定員 50名


[参加登録費]
聴講料 講習会(No. 18-41)参加者 無料
会員 3000円(学生員1000円),会員外 5000円(一般学生2000 円)

※いずれも配布資料を含みます.
※講習会(No.18-41) 「実践に向けた最適設計法~多目的最適化/近似最適化編」参加者は無料といたします.事務局から別途,連絡いたします.
※協賛団体会員の方も同様の料金とさせていただきます.
※特別員としてお申込み予定の方につきましては,事前に行事参加料割引券を下記担当までお送り下さい.
※聴講料は当日会場受付けにてお受け致します.

[申込方法]
下記内容を記載の上、担当まで直接ご連絡下さい.

[メールタイトル]
No.18-159(特)実践に向けた最適設計法参加申し込み
 (1)会員資格(会員番号)
 (2)氏名
 (3)勤務先・所属
 (4)連絡先(住所・電話番号・E-mailアドレス)
 (5)No.18-41 講習会「実践に向けた最適設計法~多目的最適化/近似最適化編」参加の有無

お申込みは担当宛E-mail(ueno@jsme.or.jp)またはFAX(03-5360-3509)にてご連絡下さい.
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