日本機械学会Top > インフォメーションメール

インフォメーションメール

<< 前のメール   一覧に戻る   次のメール >>
タイトル No.19-83 イブニングセミナー(第232回) 「薬を知ると,正しい使い方が見えてくる」
配信日時 2019年08月29日 12時07分10秒
配信元 技術と社会
本文 一般社団法人 日本機械学会
技術と社会部門 登録会員 各位

               技術と社会部門
               2019年度(第97期)
               部門長  筒井壽博(弓削商船高等専門学校)
               副部門長 中田俊彦(東北大学)

URL https://www.jsme.or.jp/tsd/
企画 技術と社会部門
開催日 2019年9月25日(水)18.00~20.00
会場 首都大東京 秋葉原サテライトキャンパス(秋葉原ダイビル12階)
https://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/access.html
JR山手線「秋葉原駅」より徒歩1分

趣 旨
 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.
 われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.
技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマおよび講師
 医薬品は,販売までに長い年月と膨大な費用をかけて有効性と安全性が調べられ,さらに剤形などに様々な工夫がなされて,より有効性を高める研究が行われている.こうした内容は,薬剤師からの服薬指導で患者に伝えられるべきだが,満足に伝えられているとは言い難い.
 より有効な伝達には,薬剤師の資質の向上とともに,患者の薬に対する知識レベルの向上が不可欠である.今回の「薬を知ると,正しい使い方が見えてくる」においては,その知識レベルを高めるために「“なぜ?”のコミュニケーション」が必要であることを感じてもらうことを目的とする.
 薬の旅(動態)を追いながら,薬のより効果的な吸収を追及する(1)製剤,
体内に吸収された後,最初に通過する肝臓での(2)代謝,
さらに目的臓器・器官における(3)作用
について概説する.
 (1)製剤では,腸溶性製剤,徐放性製剤,経皮吸収製剤を取り上げ,これらにおける工夫と正しく服用しないと,”なぜ”期待する効果が得られないのか? ”なぜ”思わぬ副作用が表れるのかを考える.
 (2)代謝では,酵素の働きと,医薬品(食品も含む)による酵素誘導(酵素が増える)と酵素阻害から,飲み合わせで,“なぜ”効果の変化や危険性が現れるかを考える.
 (3)作用では,アゴニスト(作用薬/作動薬)と(拮抗薬)を取り上げ,薬の有効性と危険性を考える.

講師: 加藤哲夫〔(一社)日本くすり教育研究所 代表理事〕

<申込方法> :「No.19-83 イブニングセミナー(第232回)申し込み」と題記し,
(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mail
またはFAXにて下記までお申し込みください.

<申込先> 日本機械学会(担当職員 大橋江利奈)
 E-mail: ohashi@jsme.or.jp ,FAX (03)5360-3508
<参加費> 正員1,000円(学生員 無料)会員外1,500円(一般学生 500円)
 当日会場にて受け付けます.
※特別員の方は行事参加割引コードをお知らせいただくと、会員料金でご案内できます.
<問合せ先> KoPEL 小西義昭/TEL.080-4092-0020 E-mail:ysk.konishi@nifty.com
都立高専 工藤正樹/TEL.090-9368-2445 E-mail:kudo@s.metro-cit.ac.jp
<懇親会> セミナー後に講師を囲んで懇親会を行います.会場は北京飯店(秋葉原)予定.
会費 3,000円 セミナー終了後に懇親会場で受付けます.

次回の予定
2019年10月30日(水)低音巨大フルートに挑む/古田土勝市(古田土フルート工房)
2019年11月27日(水)テーマ:おもちゃ/北村亮男(タカラトミー)
<< 前のメール   一覧に戻る   次のメール >>