日本機械学会Top > インフォメーションメール

インフォメーションメール

<< 前のメール   一覧に戻る   次のメール >>
タイトル 機械工学冬期セミナー 第3回「転がり軸受の音・振動・振れと電食」(12/9)【千葉ブロック】
配信日時 2020年11月13日 13時31分19秒
配信元 関東支部
本文 一般社団法人日本機械学会
関東支部登録会員各位

                        日本機械学会関東支部
                        関東支部長    吉村 卓也
                        千葉ブロック長  瀧野 日出雄


         日本機械学会 関東支部 千葉ブロック 主催

 機械工学冬期セミナー 第3回「転がり軸受の音・振動・振れと電食」のご案内


【開催日】
 2020年12月9日(水)13:00~16:30

【開催形態】
 Zoom Meetingを利用したオンライン開催

【主 旨】
 転がり軸受は,日本人の食生活に例えて“機械の米”と呼ばれることもあり,機械システムを
 構成する上で欠くことのできない機械要素です.機械設計においては,転がり軸受を機械の仕
 様に合わせて選定することが仕事となりますが,基礎的な条項をしっかり理解していないと,
 大きなミスにつながります.本セミナーも3年目を迎えますが,過去2回は“転がり軸受の基礎”
 と題して基本事項,軸受の選定において重要となる寿命計算,潤滑等について解説しました.
 今回は中級としまして,“音・振動・振れ”について解説いたします.家電品など身近な所で
 使われている転がり軸受では,音・振動・振れの増大が不具合として多くを占めていますので,
 どのようなことが軸受内部で起これば音・振動・振れが上昇するのかを知っておくことは重要
 です.また,最近不具合として事例が増加しています“電食”についてお話ししたいと存じます.

【参加対象】
 ・企業の若手・中堅技術者
 ・次年度企業入社予定の大学院生・大学生
 ・転がり軸受に興味をお持ちの方

【講 師】
 東京理科大学 理工学部 機械工学科 野口 昭治 教授

【プログラム】
「転がり軸受の音・振動」(13:00~14:50)
 1.1 はじめに
 1.2 転がり軸受の振動音響の分類
 1.3 転がり軸受の本質的な振動・音響
 1.4 転がり軸受の製作に関係する振動・音響
 1.5 取り扱い不良に関係する振動・音響
 1.6 振動・音響の周波数測定
 1.7 転がり軸受の回転振れ(回転精度)
  1.7.1 回転振れの発生原因
  1.7.2 転がり軸受の回転振れと内部形状誤差の関係
  1.7.3 軸受の回転振れを小さくするには
 1.8 まとめ

「転がり軸受の電食」(15:00~16:30)
 2.1 直流における電食発生電流密度
 2.2 直流における電食発生電圧
 2.3 電食防止に関する研究
  2.3.1 導電性グリース
  2.3.2 セラミックス転動体
 2.4 電食損傷と油膜パラメータの関係
  2.4.1 回転速度を変化させた場合
  2.4.2 表面粗さを変化させた場合
  2.4.3 グリース基油粘度を変化させた場合
  2.4.4 リッジマークの形成条件
2.5 振動周波数とリッジマーク形成状況
  2.5.1 リッジマークにより増大する振動周波数
  2.5.2 リッジマーク形成過程の観察

【定 員】
 50名(申込先着順で定員になり次第,締め切ります)

【参加費】
 ・会員(正員)5,000円   
 ・非会員  7,000円
 ・学生員  1,000円
 ・一般学生 2,000円
 (博士後期課程在学中の会員は学生員の参加費)

 ※ご入金は銀行振込のみとさせていただきます.その際,「振込依頼人名」は必ず参加される
  ご本人のお名前をご入力ください.また,入金は2020年12月2日までにお願いします.
 ※ご入金後はキャンセルのお申し出があってもご返金できませんので,ご了承下さい.

【申込締切】
 2020年12月2日(水)

【申込方法】
 下記のリンク先(Google Forms)において必要事項をご入力ください。

https://forms.gle/XC9713NgxstPM1Hb6

【注意事項】
(1)Google Formsでの申込ができない場合には,千葉ブロック幹事までメールにてご連絡ください.
(2)参加者による,セミナーの静止画/動画撮影,録音は禁止です.「レコーディング」ボタンで
録音することは法律で禁止されています.
(3)新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため,視聴される方の安全を考慮し,複数人での視聴では
なく個人単位でのお申込みになります.
(4)当日発表の音声,スライドの著作権は発表者に帰属します.
(5)参加費については,必ず12月2日までにご入金をお願いします.ご入金が確認出来た方には,
視聴用のURLと電子ファイル教材をお送りいたします.
(6)必要なもの
・視聴用のパソコン *必須
・スピーカーとマイク(PCに内蔵されているもので構いません.) *必須
・有線または無線ブロードバンドのインターネット接続   *必須
(7)必ず前日までに機材の事前準備・Zoomの動作確認をした上でご参加下さい.
(8)Zoomの事前テスト方法   以下から各自でご確認下さい.
https://support.zoom.us/hc/ja →ミーティングウェビナー→ 参加と開始

【参加申込に関する問合せ先】
 千葉ブロック幹事 千葉工業大学 原 祥太郎
 hara.shotaro@p.chibakoudai.jp

【セミナー内容に関する問合せ先】
 東京理科大学 理工学部 機械工学科 野口 昭治
 nog@rs.tus.ac.jp
<< 前のメール   一覧に戻る   次のメール >>