本文 |
2021年1月20日
一般社団法人 日本機械学会
機素潤滑設計 部門
設計工学・システム 部門
生産加工・工作機械 部門
情報・知能・精密機器 部門
機械材料・材料加工 部門
部門登録者 各位
日本機械学会 機素潤滑設計部門
部門長 森脇一郎
広報委員長 小森雅晴
機械要素2・トライボロジー
技術企画委員長 八木和行
No.20-94 講習会申込締切延長のご案内
じっくり聴く潤滑の基礎 -潤滑現象を上手く利用し実用化するための実践的アプローチ-
当会機素潤滑設計部門主催の講習会が下記のとおり開催されます.1月27日(水)まで申込
締切を延長しましたので,奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます.
記
【開催要領】
日程:2021年2月1日(月)
協賛:日本トライボロジー学会・精密工学会
講師:加納 眞先生 (東京工業大学・未来産業技術研究所)
場所:Zoomによるオンライン同期型講義※Youtubeによる配信にも対応予定(Youtubeによる視聴をご希望の方は事前に事務局までご連絡ください)
定員:90名(申込先着順により定員になり次第締め切ります.)
締切:2021年1月27日(水)
【趣旨】
エンジンの中にある可動部の円滑な運動は,潤滑面での運動支持によって成り立っています.エンジンの効率や信頼性を向上させる方策は数多く
ありますが,潤滑面での摩擦力の低減や損傷の防止は,重要な技術課題の一つとして益々注目されています.潤滑面の性能を向上させるには,
その中で起こる複雑な現象を理解する必要がありますが,潤滑面は運転条件によって流体潤滑から混合,境界潤滑に至るまでその状態は大きく変わり,
理解の基盤となる学問分野も物理学,機械工学,材料学,化学など多種多様です.本講習会では,潤滑面の性能を向上する有用な材料として,ダイヤ
モンドライクカーボン(DLC)をいち早くエンジンのトライボロジー分野に取り入れて,実用化するのみならず,その複雑な効果発現機構の理解に貢献
されてきた加納眞先生をお招きし,潤滑の実践的な知見を用いた実開発事例から,DLC研究の最先端の開発事例までわかりやすく解説して頂きます.
DLC適用に関する複雑多様な潤滑現象に対して関心をお持ちでありながらも,理解不足を感じられている方々によって有用な場をご提供できればと考えています.
【時間割題目】
10:00~12:00 第1部 エンジン摩耗対策事例~LuDeMaの実践的活用
13:00~15:00 第2部 DLCエンジン部品適用~油潤滑下の摩擦低減
15:00~16:00 第3部 DLC潤滑下の超低摩擦特性~摺動表面トライボケミカル反応
16:00~17:00 第4部 今後の研究動向~DLC・環境調和型潤滑剤超低摩擦特性:SDG
17:00~17:30 第5部 総合討論(まとめと質疑応答)
【教材】
配布資料(電子ファイル)
配布資料は事前に各自ダウンロードいただきます.ダウンロードの要領は申込者に別途事務局よりメールでお知らせいたします.配布資料の販売はありません.
【参加登録費】
正員17,000円,会員外27,000円,学生員5,000円,一般学生10,000円
【申込方法等詳細】
下記HPをご参照ください.
https://www.jsme.or.jp/event/20-94/
【問い合わせ先】
機素潤滑設計部門 担当職員 金子/E-mail:kaneko@jsme.or.jp
以上 |