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タイトル JSME講習会 No.21-77「新しい生活様式に対応した音響技術の最前線」開催
配信日時 2021年09月01日 13時39分12秒
配信元 環境工学
本文 一般社団法人日本機械学会
環境工学部門
機械力学・計測制御部門
流体工学部門
交通物流部門
設計工学・システム部門
登録会員各位                
                  環境工学部門
                  部門長 佐々木 正信

日本機械学会環境工学部門では,講習会「新しい生活様式に対応した音響技術の最前線」を
下記によりオンラインにて開催いたします.
ぜひ多くの皆様にご聴講をたまわりたく,ご検討をお願い申し上げますとともに,
ご関係各位へご周知いただければ幸いに存じます.

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No.21-77講習会「新しい生活様式に対応した音響技術の最前線」

(企画 環境工学部門)
U R L https://www.jsme.or.jp/event/21-77/

協賛 一般社団法人スマートサウンドデザインソサエティ

開 催 日 2021年10月20日(水) 9:30~17:20

会 場 オンライン開催(Zoomを使用)

趣 旨
生活様式や働き方が変わる中,機械音に関する音響技術や設計方法も変化しています.
騒音レベルを下げるだけでは解決しない音デザインの発想,ANCや数値解析を用いる振動・騒音の対策技術,AI(機械学習)による機械の異常診断など,これからの製品開発に必要な最新技術を,実際に機械の騒音振動対策に具体的に取り組んでいる研究者・技術者が基礎から勘所まで幅広く解説します.


題目・内容・講師

9:30~10:40/
(1)製品音とサウンドデザインの最前線
機械製品から発生する音を静かにするだけではなく,利用する人が扱いやすさを感じる音質にすることで,使用感や利便性が向上します.サウンドデザインにより新たな感性価値の創生や,住宅やオフィスなどの環境価値を向上する取り組みが始まっています.サウンドデザインの手法と実施例の最前線を解説します.
中央大学 戸井 武司

10:50~12:00/
(2)アクティブノイズコントロール(ANC)の基礎から事例紹介まで
従来技術による騒音対策に限界がある場合などに能動制御(ANC)技術が有用となります.ANCの基本原理から最新の応用事例までを幅広く解説します.
九州大学 雉本 信哉

13:00~14:10/
(3)数値解析で行う構造体の振動・騒音低減技術
機械における構造体の振動や音を低減させるために,設計段階から数値解析の手法を用いて設計することが増えています.簡単にできる数値解析の基礎から,最新の応用事例までを紹介します.
東京理科大学 朝倉 巧

14:20~15:30/
(4)空力音・流体騒音の最前線
身の回りの小さな機器から,大きな産業機械やプラント設備においてまで,発生する騒音の原因の半分近くが流体音であるといわれています.最新の流体計測技術と数値流体解析技術を併用して,空力音を制御する手法の最近動向やトピックスを,自動車などに於ける事例を交えて紹介します.
豊橋技術科学大学 飯田 明由

15:40~17:10/
(5)音響に関する機械学習の基礎と応用
AIという言葉が毎日のようにニュースで見かける時代となり,様々な分野で使われるようになりました.音響に関する機械学習は,音声認識・合成だけではなく製品の異常診断技術や,製品における振動・騒音の伝達特性を推定する技術などに幅広く応用されています.音響に関する機械学習の基礎から応用までをわかりやすく解説します.
(株)日立製作所 川口洋平・武藤大輔

17:10~17:20(最大18時まで)
(6)質疑応答・個別相談 製品の音質設計・静粛化に関する技術相談会
(1)~(5)の講義内容に関する質問と回答.加えて騒音・振動に関する業務で悩まれている課題のご相談があれば,解決に向けての個別のアドバイスを行います(1対1のZoomを予定).
講師一同

定 員 50名程度,申込先着順で定員になり次第締切ります.

聴 講 料
会員23,000円,会員外40,000円,学生員8,000円,一般学生15,000円(いずれも税込)
※参加登録のシステム利用料として,上記聴講料とは別に220円(税込)をご負担いただきます.

申込先:https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=6791237415745854&EventCode=4673590261
詳細:https://www.jsme.or.jp/event/21-77/
申込期限:2021年10月13日(水)

問合せ先 環境工学部門 担当職員 橋口公美 /E-mail: hashiguchi@jsme.or.jp
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