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タイトル JSME講習会 No.22-37「静粛設計のための防音・防振技術」開催
配信日時 2022年03月29日 13時28分48秒
配信元 環境工学
本文 一般社団法人日本機械学会
環境工学部門
機械力学・計測制御部門
流体工学部門
交通物流部門
設計工学・システム部門
登録会員各位                
                  環境工学部門
                  部門長 佐々木 正信

環境工学部門では,講習会「静粛設計のための防音・防振技術」を下記により開催いたします.
ぜひ多くの皆さまにご参加いただきたく,よろしくお願いいたします.
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No.22-37講習会「静粛設計のための防音・防振技術」
https://www.jsme.or.jp/event/22-37/

◆開催日 2022年6月10日(金) 9:30~17:00

◆会場 ハイブリッド開催(対面:中央大学後楽園キャンパス(東京)、オンライン:Zoomを使用)
※新型コロナ感染拡大状況によってはオンライン開催のみで開催する可能性があります.
※ミーティングURL,電子ファイル教材についてのご連絡は,開催3日前を予定しています.

◆趣旨
騒音や振動のために機械製品や設備の価値が半減することが多々あります.
最近はコスト削減から軽量化が推し進められ,振動や音が増加しやすい構造となっています.この講習会では,機械学会に所属され, 実際に機械の騒音振動対策に具体的に取り組んでいる研究者・技術者が,防音・防振に関する基本から騒音低減に関する技術の勘所までと,簡単な実験を交えた騒音・振動対策の基本,静粛設計製品の開発方法などについて解説いたします.

◆題目・内容・講師
9:30~9:55/ (1)機械の静粛設計・騒音対策の考え方(総論)
中央大学 理工学部 精密機械工学科 丸田 芳幸
静粛設計・騒音対策を進めるために,基本計画,現状解明,音源対策,伝播経路対策などを的確に行う必要がある.いつ,どのようなツールを利用して各作業を実施するのかを解説する.

10:00~11:10/(2)音響の基礎・防音の基礎
東海大学 工学部 動力機械工学科 森下 達哉
防音技術として反射,吸音,遮音などのいろいろな方法が考えられる.
音響の基礎および防音の基礎について,事例を交えて判りやすく解説する.

11:20~14:00/(3)簡単な実験による騒音・振動対策の失敗例,成功例(途中に昼食休憩12:00~13:00を含む)
山梨大学 工学部 メカトロニクス工学科 北村 敏也
実際に音を聞きながら,音の周波数による遮蔽効果の違いを理解する.
また,なぜ音源側での対策が重要なのかなど,防音,防振対策の基本を,実験を通じて体験することで理解を深める.

14:10~15:10/(4)事例に基づく振動・騒音の低減方法
日立ジョンソンコントロールズ空調(株) 太田 裕樹
空調機において振動騒音問題を早期解決する重要点は,a)入力である加振源の種類と特徴の把握,b)実験解析やCAE解析等で固有振動数や伝達系を究明,c)振動・騒音の時間軸波形,周波数スペクトル波形から,物理現象の仮説を立て実験検証等である.具体的事例を用い,問題解決のアプローチ方法を紹介する.

15:20~16:50/(5)音質設計・静粛設計における音響材料
ブリヂストンケービージー(株) 飯田 一嘉
音質設計・静粛設計に利用される吸音材,遮音材,制振材,防振ゴムなどの構造・動作原理と,適用時の注意点を解説し,代表的なサンプル,実践的で効果的な適用法,適用例を紹介する.

16:50~17:00(最大18時まで)/(6)質疑応答・個別相談 /講師一同
(1)~(5)の講義内容に関する質問と回答.加えて騒音・振動に関する業務で悩まれている課題のご相談があれば,解決に向けての個別のアドバイスを行う(1対1のZoomを予定).

◆申込・入金締切 2022年6月3日(金)

◆定員 50名程度,申込先着順で定員になり次第締切ります.

◆聴講料(いずれも税込)
正員23,000円,会員外40,000円,学生員8,000円,一般学生15,000円
※参加登録のシステム利用料として,上記聴講料とは別に220円(税込)をご負担いただきます.

◆申込先
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=6791237415745854&EventCode=4068317457

詳細は,下記イベントページにてご確認ください.
https://www.jsme.or.jp/event/22-37/

【問い合わせ先】環境工学部門担当 橋口公美/E-mail: hashiguchi@jsme.or.jp
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