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タイトル 特別講演会 「来日外国関係者招待講演会 多彩な作業現場で活用するBBSーWell-being定量化に関する国際ワークショップ」開催の件
配信日時 2022年07月27日 13時13分33秒
配信元 産業・化学機械と安全
本文 一般社団法人日本機械学会
 
 ロボティクス・メカトロニクス部門
 情報・知能・精密機器部門
 生産システム部門
 スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス部門
 産業・化学機械と安全部門
登録者各位

                   一般社団法人 日本機械学会
                    産業・化学機械と安全部門
                       部門長 新井 裕之

産業・化学機械と安全部門では下記ご案内の通り特別講演会を企画しております.
多数のご参加をお待ち申し上げております.
ご関係各位へもぜひご勧奨いただければ幸いに存じます.

日時:
2022年9月15日 (木)13:00~17:00 (接続開始時刻:12:45~)

会場:
ハイブリッド開催(日本機械学会会議室またはZoom)

講演要旨:
現在,我が国の職場には多様な作業スタイルが存在し,それに伴い作業内容や周辺環境とのかかわり方も変化している.当然のことながら,作業者側の精神的・身体的状態も変容することが考えられるが,今のところ作業者が職場において作業時間内に変化するWell-being(以下WB: 良い状態が持続していること)に焦点をおいた研究はほとんど存在していない.
SDGsの活動が精力的に社会に取り込まれ,人々のWBの向上が叫ばれ始めている中,産業の現場での作業者のWBについての知見はあまり浸透しているとは言えない.また,それを評価する手法も限られているのが現状である.本講演では,政府が推し進めるIndustrie4.0等のドイツの取り組みを紹介する.
また,作業者の感じる持続的な幸福感として今注目されるWBを心理学的な見地から概説し,それを客観的・定量的に評価するために行っている,作業者の行動分析学である「産業安全行動分析学」を紹介する.これまでに,日本とドイツにおける専門家がチームを成しそれぞれの専門分野の知見を活かして,国際研究プロジェクトを推進している.講演者の専門領域からは,法システムに則り最適な作業の行動を解析して,システムの構築を行うトポグラフィー(行動の型)から機能分類を試みる方法の解説を行う.
作業現場においては,安全と同様に生産性も重視されるのは言うまでもないことである.実際には職場においては,リスクの低減を目指しリスクアセスメントを行っており,作業者の不安全行動の削減に腐心している.しかしながら,時には安全性と生産性が相反する事象のような受け止めをされる場合が少なくないこともまた事実である.これらの問題は,昨今の世界の潮流である,WBを考慮すると,安全な職場だけでは「作業者のWB」の達成には到達しない.作業者のWBが満たされれば,意図的な不安全行動はなくなり,生産性も向上する.我々はこれらの問題を,4年前から定期的に日本とドイツの行動分析家や械安全の専門家,災害安全管理支援システムの研究者らと討論してきた.研究の計画もほぼ出そろい,今後は国際チームで実際に研究を進める.この提案も併せて本国際ワークショップで発表する.


プログラム詳細:
https://www.jsme.or.jp/event/22-100/


定員:
60名(うち現地定員は18名、先着順)

参加費:
正員 3,000円,学生員 無料,会員外 4,000円,一般学生 500円.
※参加費は全て税込み価格です.本会の消費税の取り扱いについては,「よくある質問」をご参照ください.
※参加費無料の方もお申込みのお手続きをお願いいたします.
※特別員の資格(会員扱い)で行事に参加される場合,聴講料は正員(税込)の価格となります.下記申込先フォームの会員資格は「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入ください.
※「特別員行事参加無料券」を利用される場合,聴講料は無料となります.予め「特別員行事参加無料券(原本)」をご用意の上,「特別員行事参加無料券利用」を選択してお申し込みください.申込完了後,担当職員まで「自動返信メール」「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.


申込方法:
9月8日(木)までに下記URLより1名ずつお申込みください.
https://jsme22-100.peatix.com

※WEB会議システム(Zoom)のURLはお申込みのメールアドレスへ開催3日前に通知いたします.
※Peatix内視聴ページからもご参加可能です.
※開催2日前になっても連絡がない場合は、お手数ですが下記「問合せ先」までご連絡ください.

問合せ先:
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階 
産業・化学機械と安全部門
担当職員 大橋
E-mail:ohashi@jsme.or.jp
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