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タイトル 【講習会開催のお知らせ】連続講習会(全4回)「機械-電気の統合モデルによるモデルベース開発」
配信日時 2023年07月18日 15時14分37秒
配信元 交通・物流
本文 一般社団法人日本機械学会
交通物流部門
機械力学・計測制御部門
設計工学・システム部門
ロボティクス・メカトロニクス部門
情報・知能・精密部門 登録会員各位
                    交通・物流部門
                    部門長 小野 英一

     交通・物流部門講習会開催のご案内     

本部門では、下記講習会を2023年10月より開催いたします。
本年度は対面での開催となります。(会場,東京・飯田橋)
ご検討をお願い申し上げますとともに、ご関係各位へもご周知いただければ幸いに存じます。

――――――

連続講習会(全4回)「機械-電気の統合モデルによるモデルベース開発」

主催:日本機械学会 交通・物流部門
協賛:計測自動制御学会,自動車技術会,システム制御情報学会,精密工学会,電気学会,電子情報通信学会,日本工学会,日本シミュレーション学会,日本知能情報ファジィ学会,日本フルードパワーシステム学会

開催形態:対面開催(東京・飯田橋)

開催スケジュール(全4回):
第1回:2023年10月18日(水)10:00-16:50
物理機能モデルの概要及び適用事例発表

第2回:2023年11月21日(火)10:00-17:00
物理機能モデルの要素モデル(機械と電気の1次要素)

第3回:2023年12月26日(火)10:00-17:00
物理機能モデルによるモデル(機械と電気の2次要素)

第4回:2024年1月23日(火) 10:00-17:00
物理機能モデルによるモデル化(機械と電気の共振構造と非線形化、機械と電気の統合モデル化実習)


定員:各回24名

聴講料(全て税込、教材1冊分含む)

全4回セット
正員・協賛団体会員80,000円,学生員30,000円,会員外120,000円,一般学生45,000円
※全4回セットにて申込のご案内を致します。単回でのご参加をご希望の方は、以下の単回価格をご確認の上、担当職員まで個別にご連絡ください。

第1回
正員・協賛団体会員20,000円,学生員5,000円,一般30,000円,一般学生10,000円

第2回~第4回(1回あたりの金額)
正員・協賛団体会員30,000円,学生員10,000円,会員外45,000円,一般学生15,000円

各回詳細および申込方法:
下記イベントページをご覧ください.
https://www.jsme.or.jp/event/23-76/

企画主旨:
近年機械と電気は一体化してより複雑な装置になりつつあります。例えば、電動化、自動運転の研究は非常に盛んです。電動化、自動運転の研究では、機械と電気の制御が間違いなく作動することを実機ができる前に確認することが必要不可欠です。日本機械学会では、2015年度に部門協議会直属の「自動運転に関する分野横断型分科会」を発足させ、自動運転開発技術に取り組んできました。様々な技術検討を行い、モデルベース開発という開発技術も検討してきました。本講習会は、その成果の会員および社会への還元の一環として、交通・物流部門が主催して実施するものです。
1980年代から始まった日本的なものづくりは長年の改善活動を通して培われた全社的品質管理や総合的品質開発システムを経て、製品を各組織が順送りする開発体制から組織を横断した同時並行開発へと進み、活動範囲も世界的な規模へと進展してきました。その具体的な手段として開発対象の実体をモデルに置き換えたモデルベース開発に移行しつつあります。その先端をゆく自動車産業では実機試験をモデルで代行する仮想試験や制御対象を実機からモデルに置き換えたHILSやSILSなど開発の下流で行う実機の代用から、最近では開発の上流で行う企画・設計段階への活用を経て営業を含めた顧客のつながりへと広がり、製品開発の在り方も様変わりしてきました。
これらの検討に用いる機械-電気の統合モデルの実用的なモデルとして、物理機能モデルがあります。物理機能モデルを実用的にマスターするための連続講習会を開催します。
なお、コロナが終息したため現地開催とし、オンラインでは不可能であった演習の時間を設けました。講師から直接教えて頂く環境を確保するため、表計算ソフト(ExcelまたはOpenOffice)をインストールしたノートパソコンを各自持ち込んで頂きます。日本機械学会会議室(飯田橋)は暫定定員24名です。
なお、機械-電気の統合モデルによるモデルベース開発については下記を参照して下さい。
https://www.jsme.or.jp/tld/home/workshop/autonomous_car_site/shuppan.htm

問合せ先:日本機械学会 交通・物流部門担当 tld@jsme.or.jp
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