日本機械学会Top > インフォメーションメール

インフォメーションメール

<< 前のメール   一覧に戻る   次のメール >>
タイトル 日本機械学会 東北地区 特別講演会「XRとロボティクス」開催のご案内
配信日時 2023年08月18日 16時44分51秒
配信元 東北支部
本文                            令和5年8月18日
日本機械学会東北支部
会員各位
                         日本機械学会東北支部
                          支部長 佐藤 裕市


日本機械学会 東北地区 特別講演会「XRとロボティクス」開催のご案内


主 催:ロボティクス・メカトロニクス部門
共 催:日本機械学会東北支部,岩手大学
日 時:2023年9月28日(木)14:00~17:30
会 場:岩手大学理工学部テクノホール(〒020-8551 岩手県盛岡市上田 4-3-5)
概 要:https://www.jsme.or.jp/th/presen/R05/special_lecture_20230928.pdf


趣 旨
近年,著しい進化を遂げている XR技術(VR,AR,MRの総称)は,我々の生活に 広く浸透し,製造,医療,教育,防災,コミュニケーション,エンターテイメン トなどの様々な分野で活用が始まっています.本講演会では,XR領域の最先端技 術に触れることで,ロボットの進化,ならびに人間の豊かな生活実現について, 参加者の皆さんと一緒に考えたいと思います.


内 容
14:00~15:00 特別講演1
講師:田中 秀幸(産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 研究チーム長)
題目:サービスロボットの活用を促進する高精度マーカ
概要:高精度マーカは産総研が開発した平面型の画像計測ツールです.特殊レン ズ部品の利用により,カメラ1台で従来型ARマーカの10倍以上高精度な6自由度計 測が可能です.3次元計測,拡張現実,測位への応用のほか,今後のサービスロ ボットの安全・確実な制御,および普及を支える「ロボットフレンドリー化ツー ル」としての利用が期待されています.本講演では,高精度マーカ技術の詳細, ロボティクス分野での応用・実用例,および今後の展望について解説します.高 精度マーカは,計測技術としてユニークでありつつ,既存のさまざまな認識・計 測技術と相補的な関係で共存可能です.

15:15~16:15 特別講演2
講 師:北村 喜文(東北大学 電気通信研究所 教授)
題 目:非言語情報が拓く人間性豊かなコミュニケーション ~ サイバー空間と リアル空間を活用する新研究
概 要:日常の対人コミュニケーションで重要な役割を担っている「非言語情 報」のやりとりが,遠隔コミュニケーションを人間性豊かなものにするためにも 不可欠である.最近注目されつつあるメタバース等,サイバー空間を活用する遠 隔コミュニケーションシステムも,今後,さらなる利用拡大が期待されている が,そこでの人間性豊かなコミュニケーションを実現するためには,克服すべき 課題は多い.本講演では,非言語情報の役割について概観し,それを適切に送受 信することによる人間性豊かな遠隔コミュニケーションの未来について議論する.

16:30~17:30 機器展示(体験会)


参加費:無料
参加申込:申し込みは不要です.お気軽にお越しください.
問い合わせ先:岩手大学理工学部 佐々木誠(E-mail:makotosa@iwate-u.ac.jp)
<< 前のメール   一覧に戻る   次のメール >>