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タイトル (残席あり)講習会「空力音・流体音の静粛化」
配信日時 2023年09月29日 11時41分14秒
配信元 環境工学
本文 一般社団法人日本機械学会
環境工学部門
機械力学・計測制御部門
流体工学部門
交通・物流部門
設計工学・システム部門
登録会員各位                
                  環境工学部門
                  部門長 神原 信志

講習会「空力音・流体音の静粛化」を下記により開催いたします.
まだ残席ございますので,よろしくお願いいたします.
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講習会「空力音・流体音の静粛化」
https://www.jsme.or.jp/event/23-91/

■開催日 2023年10月18日(水) 9:30~17:00
■会 場 ハイブリッド開催
(対面:中央大学後楽園キャンパス2号館2階2215室(東京),オンライン:Zoomを使用)

■趣 旨
情報機器や家電製品の省エネ化・小型化を進めると,換気や冷却を担っている各種の流体を高速流動させるため,流体音・空力音が大きくなります.自動車や鉄道車両の高速化においても同様です.身の回りの小さな機器から,大きな産業機械やプラント設備においてまで,発生する騒音の原因の半分近くが流体音であり,利用する流動現象が高速になるほど,流体音が顕著になります.静粛な機械製品の提供のためには,流体音の制御・静粛化が不可欠です.流体音の基本メカニズムから予測方法,制御技術・低減技術までを,事例に基づいて解説します.

■題目・内容・講師
9:30~10:50/(1)空力音の物理(基礎方程式と発生機構について)
空力音の研究に必要となる基礎方程式を導出し,空力音がどのようなメカニズムで発生するのかを学習する.力学的な特性を理解することにより,計測方法,計算方法を理解しやすくなります.まずは空力音の基礎を理解し,以降の講義を理解するための準備をする.
 豊橋技術科学大学 飯田 明由

11:00~12:00/(2)代表的な流体音の特徴と低減方法
代表的な流体音が発生しやすい機器や部位と特徴およびその低減方法のヒントなどを解説する.エオルス音,噴流音,風切り音,キャピティ音,流体自励音,気泡流の音,脈動音などを紹介する.
 中央大学 理工学部 精密機械工学科 丸田 芳幸

13:00~14:20/(3)送風機騒音の解明と低減
各種装置の換気や機器の冷却で様々な送風機が利用されており,低騒音化が求められている.送風機騒音の発生メカニズムやその解明方法と,幾つかの低騒音化の成果を,事例に基づいて判りやすく解説する.
 長崎大学 名誉教授 林 秀千人

14:30~15:25/(4)空力音の予測 (実験と数値シミュレーション)
最新の流体計測技術と数値流体解析技術を紹介します.何が計測できて何ができないのか,解析でどこまで予億できるのか?自動車やファンの事例をもとに紹介する.また,空力音の制御手法についても紹介する.
 豊橋技術科学大学  飯田 明由

15:30~16:40/(5)流体騒音の静粛化事例
空気や液体などの流体を取り扱う機械装置の静粛化事例を複数例説明する.メカニズムの解明方法と低減対策に関して事例に基づいて紹介し,併せて失敗した事例も解説する.
 中央大学 理工学部 精密機械工学科 丸田 芳幸

16:45~17:00(最大18時まで)/(6)質疑応答・個別相談
(1)~(5)の講義内容に関する質問と回答.加えて空力音・流体騒音に関連する業務で悩まれている技術課題のご相談に応じて,解決に向けてのアドバイスを行う.

講師一同

■参加登録
Peatix(ピーティックス)にて受付します.下記URLよりご確認の上,1名ずつお申込みください.
https://jsme23-91.peatix.com/

・申込締切 2023年10月12日(木)
・定員 50名程度,申込先着順で定員になり次第締切ります.

■聴講料(いずれも税込)
正員 23,000円,会員外 40,000円,学生員 8,000円,一般学生 15,000円
協賛団体会員 23,000円,協賛団体学生会員 8,000円

詳細は,下記イベントページにてご確認ください.
https://www.jsme.or.jp/event/23-91/

【問い合わせ先】環境工学部門担当 橋口/E-mail: hashiguchi(at)jsme.or.jp
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