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タイトル No.23-130 講習会のご案内「じっくり聴く潤滑の基礎 ―気体がかかわるトライボロジー―」
配信日時 2023年11月22日 09時16分47秒
配信元 機素潤滑設計
本文                           2023年11月吉日
一般社団法人 日本機械学会
 機素潤滑設計 部門
 設計工学・システム 部門
 生産加工・工作機械 部門
 情報・知能・精密機器 部門
 機械材料・材料加工 部門
 部門登録者 各位

               日本機械学会 機素潤滑設計部門
               部門長            藤井 正浩
               トライボロジー技術企画委員長 平山 朋子              


No.23-130 講習会のご案内「じっくり聴く潤滑の基礎 ―気体がかかわるトライボロジー―」


当会機素潤滑設計部門主催の講習会が下記のとおり開催されます.
ご関心をお持ちになられました方は,奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます.

          記
【開催日時】2024年1月12日(金)10:00~17:30
【開催形態】対面開催
【会場】キャンパスプラザ京都 第4講義室
   〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939
   京都市営地下鉄烏丸線、近鉄京都線、JR各線「京都駅」下車。徒歩5分。
   Tel. 075-353-9111
【協賛(予定)】日本トライボロジー学会、精密工学会

【講師】杉村 丈一 先生 (九州大学名誉教授)


【趣旨】特定のガス環境の場合を除き、一般機械の摩擦、摩耗、潤滑において雰囲気気体の影響を考慮することは少ない。しかし、空気中の水蒸気や潤滑油中の溶存空気などの気体成分が現象を左右することはよく知られており、その影響を正しく把握することが重要である。また、潤滑性向上を目的としたテクスチャリング表面でのキャビテーションの利用や、脱炭素化へ向けた水素等の新エネルギ媒体の利用においても、気体成分の働きを理解することが必要不可欠である。
 本講習会では、シールの潤滑や水素トライボロジーに取り組んでこられた杉村先生をお招きして、乾燥摩擦における気体成分の影響、高圧ガスのシール、潤滑油の溶存ガス成分の作用、負圧キャビテーションなど、気体がかかわるトライボロジーの基礎と最近の研究トピックスをわかりやすく解説していただきます。

【プログラム】

 10:00~10:30 第1部 序論
 10:30~12:10 第2部 気体中の摩擦とシール
        2-1 乾燥摩擦における気体成分
        2-2 高圧気体のシール
 12:10~13:20 昼休憩
 13:20~17:00 第3部 液体潤滑における気体
        3-1 転がり軸受における潤滑油の溶存気体
        3-2 オイルシールにおける潤滑油の溶存気体
        3-3 弾性流体潤滑におけるキャビテーション
        3-4 表面テクスチャリングとキャビテーション
        3-5 キャビテーション圧力の測定
 17:00~17:30 第4部 総合討論(まとめと質疑応答)

【教材】

配布資料あり(当日,冊子でお渡しします.)
※本講習会において,教材のみの販売は行いません.

【参加登録費】

正員・特別員(行事参加割引コード利用)・協賛団体一般 17,000円,
正員(継続特典)・学生員・協賛団体学生 5,000円,
会員外 27,000円,一般学生 10,000円

【申込方法等詳細】

下記HPをご参照ください.
https://www.jsme.or.jp/event/23-130/
申込締切:2024年1月5日(金)

【問い合わせ先】

機素潤滑設計部門 担当職員 金子/E-mail:kaneko@jsme.or.jp
松田/E-mail:matsuda@jsme.or.jp
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