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タイトル 【北陸信越支部】開催行事のご案内
配信日時 2016年10月14日 14時40分22秒
配信元 北陸信越支部
本文 日本機械学会北陸信越支部
  会員 各位
                 (一社)日本機械学会 北陸信越支部
                    支部長  古口 日出男

平素は支部活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
北陸信越支部より開催行事のご案内を申し上げます。

詳細は支部webページ(http://www.jsme.or.jp/hs/) を
ご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
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【2016年11月4日(金)13:30~15:30】
特別講演会
「原子力発電所事故後における放射線測定を目的としたドローン等無人機の活用」
会場:福井大学文京キャンパス 工学部2号館(機械工学専攻)2階 223L講義室
(福井県福井市文京3-9-1)
講師:眞田幸尚(((国)日本原子力研究開発機構 福島研究開発部門 福島環境安全センター 放射線監視技術開発グループ サブリーダ、筑波大学大学院非常勤講師) 

講演概要  東日本大震災の津波被害により東京電力福島第一原子力発電所による原子力災害が発生しました。この原子力災害によって環境が放射性物質で汚染され、その状況把握や除染効果の測定などにドローンなどの無人機が活用されています。
東日本大震災以前の放射線測定は、施設内で汚染された局所を高感度に検出することが求められていました。一方、東日本大震災以降では、大規模に汚染した面や立体を測定し、経時変化も観測するために繰り返し測定することが求められました。また、測定物も道路のような平面から森林、湖底や海底、構造物と様々でした。よって、その用途と必要とされる測定精度に合わせて測定器とその測定器を搭載する装置の開発が進められました。
本公演では、実際に福島で活躍するドローンなどの無人機や用途に応じた測定器についてご講演いただきます。


【2016年11月11日(金)14:40~16:10】
特別講演会「航空エンジン材料の適用動向レビューと国内の航空エンジン開発の現状」
会場:新潟工科大学 LB講義室13(新潟県柏崎市藤橋1719)
講師:服部 博(株式会社神戸工業試験場 技術顧問) 

講演概要  航空エンジンとして、エアラインの旅客機で広く運用されているターボ・ファンエンジンの構造と構成部位の機能および部品の使用環境を説明する。その要求特性に対応して部品素材に採用されている代表的な金属材料(Ti合金およびNi基超合金の鍛造材、精密鋳造材)の変遷と適用動向をレビューする。さらに、エンジン材料として注目されている新素材(CFRP、CMC、TiAl)の適用開発のトピックスにも触れる。
日本企業が参加している最近の民間航空機用エンジン開発の状況を整理する。さらに、航空エンジンは高い安全性・信頼性が要求される機器であるので、部品素材の品質保証の仕組みとして導入されている本産業分野独特の特殊工程認定システムおよび素材・部品の適用開発からエンジンとして完成するまでの開発各段階での評価試験(素材の特性評価、部品要素試験、地上エンジン試験、飛行試験)の流れと試験内容を品質確立・信頼性確認の観点から紹介する。


【2016年11月12日(土)13:30~16:00】
特別講演会「南極地域観測を支える機械工学技術」
会場:サイエンスヒルズこまつ わくわくホールA(石川県小松市こまつの杜2番地)
講師:香川博之(金沢大学 講師)
「南極地域観測で使用する雪上車の歴史と現状」
 山田清一(第21次、26次南極地域観測隊員)
「南極観測で活用しているコマツの機械技術」
 石沢賢二(国立極地研究所)
「南極大陸での雪上車と航空機による輸送について」

講演概要  南極地域観測が始まって約60年経とうとしています.この間,観測や基地管理,物資輸送等で活用されてきた機械工学技術の一端をご紹介いたします.ふるってご参加ください.
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