| 本文 |
日本機械学会北陸信越支部
会員 各位
(一社)日本機械学会 北陸信越支部
支部長 中村 正行
平素は支部活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
北陸信越支部より開催行事のご案内を申し上げます。
詳細は支部webページ(https://www.jsme.or.jp/hs/) をご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
≪支部行事≫
【2017年10月13日（金）13：30～15：30】
特別講演会「高度化した自動車部品を支える生産技術の進化」
－ 究極のものづくりを目指して －
会場：福井大学文京キャンパス（福井市文京3-9-1）
講師：大林 巧治
（アイシン・エィ・ダブリュ(株) 執行役員 生産技術本部 副本部長）
概要：近年，自動車部品への要求は高度化・複雑化しており，QCDES
（品質・コスト・生産性・環境・安全）難課題の同時実現が求められ
るようになった．例えば，自動車のオートマチックトランスミッショ
ン（以下，AT）は約50年で2速ATから10速ATへと進化しつつ，サイズ・
重量・コストの増加は最小限に抑えることが求められた．ものづくり
側面（生産工場）でも制約が増大している．それに伴い生産技術には，
製品の高強度化・高精度化・低コスト化，工場のフレキシブル化・低
環境負荷など難課題の同時実現が求められるようになり，以前の取組
みでは通用せず，究極のものづくりを目指して生産革新が取組まれる
ようになった．ものづくり日本大賞経済産業大臣賞を受賞した「炎も
油もない熱処理（マイルド浸炭）」などいくつかの生産革新事例を紹
介し，今後のものづくり
について考える．
参加登録費：無料
【2017年10月13日（金）13：30～15：50】
特別講演会「材料表面技術講演会」
会場：信州大学長野（工学）キャンパス
信州科学技術総合振興センター（SASTec）研修室303
（長野市若里4-17-1）
講演１「コーティング技術 溶射法の最近の動向」
講師：榊 和彦（日本溶射学会会長・信州大学工学部教授）
概要：溶射技術が日本に導入されて100年が経とうとしています。
初期の溶射は、美術工芸品、建築装飾品などに用いられていましたが、
昨今では、製鉄や製紙、発電などの産業や、半導体製造装置さらには
自動車や航空機の部材として必要不可欠な厚膜創生法として広く普及
しています。この溶射技術について、これまでの技術動向と最近の動
向について概説します。
講演２「電解酸化水を用いた金属材料の表面改質処理」
講師：佐藤 運海（信州大学工学部教授）
概要：電解酸化水は希薄電解質溶液を電解分解して得られた酸性の
溶液である。同様のpH値を有する薬液と比べ、電解酸化水は、純鉄、
純銅、純ニッケルおよびその合金に対するエッチング作用が強い。
この機会を利用して、電解酸化水の基本特性について説明すると同
時に、電気・電子材料および磁気材料として多く使用されている銅
合金、ニッケル合金の表面酸化被膜除去、粗化処理などにおける電
解酸化水の優れた性能を紹介したい。
参加登録費：無料
【2017年10月17日（火）13：30～16：30】
特別講演会「実践！３Dプリンタ入門in富山大」
会場：富山大学 五福キャンパス総合研究教育棟G16 2階27講義室
（富山市五福3190番地）
講師：高村 浩之（富山大学 技術専門職員）
田村 隆文（富山大学 技術専門職員）
概要：いま注目を集める３Ｄプリンタ製造技術について，その
“いろは”から実際の“製作”までを体験できる実習を含む特別
講演会を開催いたします．３Ｄプリンタは３次元ＣＡＤソフト
等のデジタルデータとの親和性が高く，自由度の高い設計を可
能とすることから，最近では工業分野だけでなく，医療などの
新たな分野への応用が期待されています．富山大学工学部附属
創造工学センター機械工場に導入されました光造形方式の３Ｄ
プリンタ（3DSYSTEMS Projet 3510 HD Plus）を用いて，３次
元ＣＡＤデータを元に立体製品を造形する工程について説明を
行います．
また講習会時に３Ｄプリンタの製作サンプルを準備いたしますが，
事前に３次元ＣＡＤソフト等により３Ｄモデル（STLファイル形式）
をご準備頂ければ，講習会当日に立体化された製作物を手に取って
頂くことができます．
参加登録費：無料
申込締切：9月19日（火）
≪協賛行事≫
【2017年11月25日（土）】
2017年度精密工学会北陸信越支部学術講演会
会場：富山大学 工学部（富山市五福3190番地）
講演申込締切 平成29年 9月15日(金)
講演原稿締切 平成29年10月27日(金)
詳細は精密工学会北陸信越支部のホームページ
（http://hokushin.jspe.or.jp/）をご確認下さい。 |
