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タイトル 日本機械学会関東支部企画講習会「ビッグデータ・IoT・AIと機械工学」(申込締切6/25)
配信日時 2018年05月15日 17時08分31秒
配信元 関東支部
本文 日本機械学会
関東支部登録会員各位

                     日本機械学会 関東支部
                     支部長    山本 誠

日本機械学会関東支部講習会「変わる!これからの機械工学」シリーズ
第5回「ビッグデータ・IoT・AIと機械工学」のご案内

【開催日】
2018年7月2日(月)10.00~16.30

【申込締切】
2018年6月25日(月)

【会  場】
日本機械学会会議室
東京都新宿区信濃町35 信濃町煉瓦館5階/電話(03)5360-3510
JR中央・総武線「信濃町」駅下車,徒歩1分
http://www.jsme.or.jp/about/about-jsme/access/

【定  員】
50名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.

【聴講料・申込方法などの詳細は,以下のウェブページをご覧下さい.】
https://www.jsme.or.jp/event/2018-30496/

【趣 旨】
ビッグデータ,IoT(Internet of Things),AI(Artificial Intelligence)は,工場などの生産現場や,自動車,ロボットなど様々な分野に大きなインパクトを与え,新たな価値を生み出すとされています.一方で,どのような方法でどのような価値が生み出され,それに関連する政策にはどのようなものがあるかなどについては,具体的に把握されていない方も多いと思います.
本講習会では,好評を博している「変わる!これからの機械工学」シリーズにおいて,ビッグデータ,IoT,AIを取り上げました.これらの分野に造詣の深い第一人者の講師の方々に,概論から個別事例の紹介,さらには政策の動向までお話しいただきます.参加者の皆様には,ビッグデータ,IoT,AIの現状や今後の可能性,機械工学へ与える影響の将来像について学んでいただきます.

【プログラム】
■10.00~11.00「機械工学とビッグデータ・IoT・AIが創る未来」
経済産業省 商務情報政策局 情報政策課 課長 渡邊昇治
ビッグデータ・IoT・AIの活用は,様々な分野における産業競争力の強化や,少子高齢化や資源・エネルギー制約,環境問題などの社会課題の解決に資すると期待されている.ロボット,クルマなどの製品や,工場・プラントなどのインフラにおけるビッグデータ・IoT・AIの活用動向,政策などを紹介し,将来に向けた課題を提起する.

■11.10~12.10「人とAIを繋げる機械機構の可能性」
慶應義塾大学 理工学部 教授 今井倫太
人工知能技術(AI)の進展により,一部の知的処理は機械の方が人間に勝りつつある.本講演では,AI技術の限界を解説するとともに,人とAIが協力して作業する際に必要となる要件を紹介する.特に,機械機構やアクチュエーションの側面の重要性について紹介する.

■13.10~14.10「設計解探索プロセスへ機械学習を適用した事例のご紹介」
アルゴグラフィックス PLM開発統括本部 CAEソリューション統括部 統括部長 京盛健一
CAEを用いた設計解探索のプロセスにおいて,機械学習の活用による作業プロセスの効率化検討を行った.クラスタリングされたCAE結果を基に結果識別モデルを作成したり,コンター図結果を画像認識により良否判別をさせることで,実験回数の削減による時間短縮,人間による目視作業負荷の低減など,業務効率の向上に適用できる可能性が確認された.

■14.20~15.20「ビッグデータを活用した故障予兆監視システムの開発」
日本電気株式会社 スマートエネルギー事業部 シニアエキスパート 山本敬之
ビッグデータを活用した機器等の故障診断技術について注目されるようになってきたが,実現には現場技術と情報処理技術の融合が不可欠である.現場を熟知した中国電力と情報処理が得意なNECで共同で開発した「故障予兆監視システム」事例について紹介する.

■15.30~16.30「全ての設備をネットワークに繋ぎ高効率生産を実現する工場IoT技術の開発」
日立製作所 生産イノベーションセンタ 回路システム研究部 主任研究員 桜井祐市
主任研究員 桜井祐市
工場スマート化に向けて製造現場の情報を活用可能とする工場IoT技術を開発している.本講演ではその中でも"繋ぐ"技術に焦点をあて,電流センシングによる設備の稼動状態監視技術,そしてアルゴリズムの再利用を加速するカタログ化技術について紹介する.
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