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タイトル No. 18-122 イブニングセミナー(第221回)世界のバーチャルエンジニアリングの実態と日本の課題
配信日時 2018年09月03日 10時36分35秒
配信元 技術と社会
本文 一般社団法人 日本機械学会
技術と社会部門 登録会員 各位

               技術と社会部門
               2018年度(第96期)
               部門長  永井二郎(福井大学)
               副部門長 筒井壽博(弓削商船高等専門学校)

 2018年7月のイブニングセミナー開催のご案内を致します.イブニングセミナーは,気の向いたときに参加できるサロンとして,毎月最終水曜日の18:00-20:00に明治大学(駿河台キャンパス)において開催しています.どうぞ奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます.

【開催日】  2018年9月26日(水)18.00~20.00

【会 場】 明治大学理工学部駿河台キャンパス(リバティタワー 15階 1153室)
(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html)


【趣 旨】
 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.
われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.
技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

【講演テーマおよび講師】
 ドイツのIndustry4.0 を例に,世界の設計/開発/ものづくり環境が大きく変革し,3D設計,デジタルのVirtual Engineering に移行している.
 このような状況の流れと背景を調べると世界を驚かせた日本の高度成長期が起点であったことが判る.
 ところが,日本の機械産業の一部では3D/CAE/Virtual の活用,価値を共有しないまま新しい時代の中で取り残され,“DigitalDivide”(注1)になっているように思われる.
 この30~40年の欧州の動きを眺めるとものづくり改革のシナリオが見えてくる.

 (注1) Digital Divide:Digital を活用している人と活用してない人に格差が生じていると1990 年代半ばにUSA ゴア副大統領が用いた語.この格差は人と人の間だけでなく,組織間,企業間等にまで及んでおり,また,国レベルでDigital Divide に陥っている状況が世界で見られる.

講 師:内田孝尚(日本機械学会フェロー)
 
【申込方法】
 「No. 18-122 イブニングセミナー(第221回)申し込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.

【申込先】
 日本機械学会(担当職員 大橋江利奈 )
 E-mail: ohashi@jsme.or.jp, inoue@jsme.or.jp,
 FAX (03)5360-3508

【参加費】
 正員1,000円(学生員 無料)会員外1,500円(一般学生 500円)
 当日会場にて受け付けます.

【懇親会】
 明治大学アカデミーコモン1階の「カフェパンセ」にて,講師を囲んで懇親会を行います.セミナー後に懇親会場にて受付.参加会費は 3,000円,学生は半額.

【問合せ先】
 KoPEL 小西義昭/TEL.080-4092-0020, 明治大学 村田良美/TEL.044-934-7350
 E-mail: ysk.konishi@nifty.com, murata@isc.meiji.ac.jp

次回以降の予定: 
 2018年10月31日(水)
 「日本文明とエネルギー問題 ‐水力発電の底力-」竹村公太郎(日本水フォーラム事務局長、元国土交通省河川局長)
 2018年11月30日(水)
 仮題:「共に生きるために-アジアの農業指導者を指導する-」荒川朋子(アジア学院 アジア農村指導者養成専門学校 校長)
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