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タイトル No.20-77 第24回リーダーを目指す技術者倫理セミナー 緊急時の専門家と社会のコミュニケーションのあり方~新型コロナと原発事故~のご案内
配信日時 2020年10月26日 14時29分54秒
配信元 技術と社会
本文 日本機械学会
技術と社会部門登録者 各位
               一般社団法人日本機械学会
               技術と社会部門
               部門長 中田 俊彦

企業技術者向け技術者倫理セミナーのご案内をいたします。
技術の進歩は、昨日までの判断基準では解決できない問題を突然に社会に生み出しますが、それに最初に対応するのは技術者です。その時に実際に判断、対応するためのセミナーを行います。
まだまだ受付中ですので、どうぞ奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。

No.20-77 第24回リーダーを目指す技術者倫理セミナー
緊急時の専門家と社会のコミュニケーションのあり方 ~新型コロナと原発事故~
(技術と社会部門、人材育成・活躍支援委員会 合同企画)

https://www.jsme.or.jp/event/20-77/

協賛 日本技術士会、他

【開 催 日】2020年11月28日(土)13:00~17:00
【会 場】Zoomウェビナーを利用して開催します。(ミーティングIDとパスワードは参加登録後にご連絡)
【開催趣旨】
新型コロナや2011年の福島第一原子力発電所事故のような有事の際には、専門家の知見をもって被害拡大を防ぐ政策判断に反映させることが必要である。専門家は客観的事実やリスク評価を示し、それを基に政治が判断を下すのが基本である。新型コロナ対策では、当初、専門家会議の基本的な考え方が政策決定に反映され、専門家としての役割を果たしていたものと考えられる。しかし6月24日、専門家会議の座長を務める脇田隆字氏や副座長の尾身茂氏らが組織の見直しを求めて開いていた記者会見の最中に、西村大臣は専門家会議の「廃止」を発表した。政府は感染症拡大防止と経済立て直しとのバランスの中での判断と考えられるが、専門家が社会に
対してどの様に情報を発信し説明責任を果たしていくかという問題点が浮き彫りになった。
福島原発事故後の放射線濃度の規制についても、国際放射線防護委員会の勧告に添って提言した学術会議と1mSV/年を採用した政府の政策決定との間で差異があり、その結果、おびただしい人の避難を余儀なくされ、多くの犠牲者を出した。
このように専門家と社会の関わり方がその後の社会が向かう方向に大きく影響を与える。今回は、専門家の役割とは何か、社会に対してどのように情報発信し、コミュニケーションを図っていくかについて一緒に考えてみたい。

【テーマ】緊急時の専門家と社会のコミュニケーションのあり方 ~新型コロナと原発事故~

【プログラム】
13:00~13:10/セミナーの趣旨説明
国士舘大学理工学部 教授 技術士 大高敏男
13:10~14:10/新型コロナ(COVID-19)と原発事故における放射線問題における専門家の役割と責任
東京工業大学 イノベーションマネジメント研究科 特任教授 中村昌允
14:10~14:40/専門家の社会に対する2つの説明責任
KoPEL 小西技術士ラボ 小西義昭
14:40~15:10/安心社会/信頼社会における倫理
オカダ・アソシエイション 技術士 岡田惠夫
15:15~17:00/パネル討論

【討論課題】
・専門家の説明責任と、安心社会/信頼社会のための社会との双方向のコミュニケーションのあり方
・緊急時における技術者の情報発信とリーダーシップ

【パネリスト】
東京工業大学 イノベーションマネジメント研究科 特任教授 中村昌允
KoPEL 小西技術士ラボ 小西義昭
オカダ・アソシエイション 技術士 岡田惠夫
明治大学 理工学部 准教授 村田良美

【定 員】30名,定員になり次第締め切ります。
【参加登録費(資料代含)】会員4,000円,会員外5,000円
 詳細はホームページにてご確認ください。
【お申込みの際の注意事項】
 詳細はホームページにてご確認ください。
【申込締切日】11月13日(金),振込確認後、事前にE-mailで資料を送信いたします。
【申込先】下記よりお申込みください.
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=6791237415745854&EventCode=9442961264

【問い合わせ先】
日本機械学会 技術と社会部門
担当職員:野口明生 E-mail:noguchi@jsme.or.jp
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